米国電気電子学会(IEEE)の会誌「IEEE Spectrum」が年に1回発表している企業の特許ポートフォリオに関する格付けによると、“世界最強”の特許ポートフォリオを保有しているのは、米国Microsoftだそうです。

IEEE Spectrumの「Patent Scorecard」によれば、特許ポートフォリオの「パイプライン・パワー」が最も強力なのはMicrosoftであり、2位がIntel、3位はIBMとなっています。

同調査は、1年間に承認された特許の件数(2007年の米国特許)、特許ポートフォリオの拡大状況、特許技術の多様性などさまざまな要因を考慮したうえで、企業が持つ特許パイプライン・パワーの強さを評価したものです。


ビジネス分野毎に格付けがされていますので、ご自分が勤務している会社がどの位置にあるのかを見てみるのも良いかもしれません。

興味がある方は、以下のURLにアクセスして下さい。


http://www.spectrum.ieee.org/patentsurvey2008


特許も格付けの対象になりましたか。

個人的には、特許の価値は使用する人(企業)によって大きく変化しますので、画一的な格付けはあまり信用できないのですが。

それでも企業の経営者は、このような格付けを気にするでしょうし、知財部門の責任者も経営者が気にすることは気になるでしょうから、格付けに振り回されることになるのでしょうね。

格付けが必ずしも正しいとは言えないことは、今回の金融危機でも証明されていますので、経営者、知財責任者の冷静な判断を期待したいところです。



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