司法試験基礎講座の特別編として、2007年度旧司法試験合格者の合格体験談発表会に参加しました。

合格者は、現役の大学生で、受験回数2回で合格した方です。
この人の短答試験の成績が、58点(60点満点)で、全国2位だそうです。
私も弁理士試験の短答試験は得意な科目でしたが、このような高得点は取ったことがありません。
どういう頭の構造をしているのか興味があります。

勉強方法は、短期合格者に共通する方法で、①基本書の読み込みはしない、②短答・論文とも過去問を数多く解く、③受験機関の講座を積極的に利用する 等の方法でした。

この方法は有効と思われますが、個人差が大きいため、誰にでも有効な方法とは言えません。
自分に合った勉強方法を見出す際に参考にするというような考え方で良いのではと思います。

この人の体験談で参考になったのは、勉強のメリハリを付けていたことです。
勉強時間は、基礎講座受講時は1日2時間程度と少なく、短答試験・論文試験直前に1日5時間程度と、集中的に勉強していることです。
この人の話ですが、「1日10時間勉強しているという話を聞きますが、本当に勉強しているのか、疑問に思う。自分は、5時間勉強すると頭がボーとなって効率が極端に低下する」とコメントしていました。

私も全く同感です。
集中的に勉強することが重要で、勉強時間を長くとることが重要ではないということです。

それにしても現行司法試験を2回で合格するとは、たいしたものですね。
見習わなければいけません。



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