口述試験まで10日を切りましたね。

口述試験方法については、以前ブログに書きましたので、口述試験についてマイナーだが重要と思われることを書いてみます。

(1)口述試験会場の下見
口述試験に限ったことではありませんが、会場の下見は重要です。

①下見をすることにより、当日雰囲気に呑まれることがなくなります。

昨年の口述試験は、上野のソフテル東京で行われましたが、私は2回下見に行き、ホテルの中を見せてもらいました。
そのためか、試験当日、会場で落ち着いて試験を受けることができました。


②会場までの交通手段を確認することができます。

試験日と同じ曜日・同じ時間に会場にいけば、交通機関の混み具合、最寄り駅から会場までの時間等の正確な情報が入手できます。
できれば、複数の交通手段を考えておいた方が良いと思います(当日、事故等により交通手段を変更しなければならないことを想定した対応策です)。


(2)口述試験問題の入手
試験日が後半の方は、口述試験問題の情報を入手することにより、予想問題を絞り込むことができます。

私の場合、試験日が最終日の午前中だったので、予想問題をかなり絞り込むことができました。
特・実と意匠は、予想した問題がそのまま出題され、商標も予想問題と関連する問題でしたので、自信を持って答えることがことができました。
ちなみに、口述試験の問題は、吉田ゼミのHPから入手しました(遅くなりましたが、吉田ゼミにお礼申しあげます)。

(3)口述試験の具体的手順を経験者から聞く。
口述試験のシュミレーションができるので、落ち着いて試験を受けることができます。

昨年の口述試験手順の概略を記載しますので、参考にして下さい。

①会場ホテルのロビーで集合時間まで過ごします。

②集合時間になると、受験者全員が大部屋に集められ、口述試験の注意点・試験の順番を記載した紙を渡されます(自分の順番を確認します)。
事務局員から注意点が説明された後、自分の順番が来るまで待つことになります。
昨年は、4人一組で呼ばれて試験会場に向かいました。

③自分の順番が来る少し前に、トイレに行って身だしなみを整えます(面接官をした経験から、ネクタイが曲がっている人、髪の毛が乱れている人は、どうしても印象が悪くなります)。

④自分の順番が来ると、事務局員に誘導され4人一組で試験会場へ移動します。
昨年は、事務局員と受験者4人がエレベーターに乗り、受験者が一人一人違う階でエレベーターから降ろされます。

つまり、試験会場は4フロアーを利用して行われ、各フロアーの3部屋が、それぞれ、特・実、意匠、商標の試験会場となっていました。
各フロアーには、事務局員が待機しており、事務局員の指示に従って各部屋で試験を受けます。

以上、昨年の口述試験で重要と思われる事項を記載しました。

口述試験は落とすための試験ではないと言われていましたが、昨年の合格率をみると決して楽観視できるものではありません。

口述試験当日まで、できることは全て実施して、万全の準備を整えることが必要です。
来年、もう一度、口述試験を受けることのないようにしたいものです。
皆様の口述試験合格をお祈りしています。


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