新人弁理士研修に出席してきました。
研修会場は、前期と同じ砂防会館です。

ガイダンスに続いて「当事者系審判(特・実)」の講義がありました。
特許無効審判は、実務でも多少経験がありますので、講義内容は概ね理解できました。

「当事者系審判(特・実)」の講義内容について提案があります。
受講者は、弁理士試験に合格しており、条文・審査基準は理解していると思われますので、特許無効審判請求上の留意点、被請求人の留意点等の実務に特化した内容に説明時間を多く割いた方が良いと思います。

午後に「当事者系審判(商標)」の講義がありました。
商標は、実務経験がありませんので、大変参考になりました。
講義内容も、不使用取消審判の要件・効果等についての裁判例の解説で、実務に役立つものです。
ただ残念なのは、商標取消審判に対する関心が低いためか、受講者のかなりの方が居眠りをしていました。
もったいないと思います。

9日に「当事者系審判(意匠)」「審決取消訴訟」の講義があります。
実務に即した内容の説明がされることを期待しています。


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