私の尊敬する人は、日野原重明先生です。
今年96歳になる現役のお医者様です。生涯現役が目標の私にとって、お手本となる人です。
日野原先生語録の一部をご紹介すると、
「クオリティーライフの確保」
①身体的健康:よい精神衛生下にあること、ストレス、心配、憂鬱にとらわれないこと。
②社会的健康:社会的な役割を担い、社会的活動に従事していること。
③スピリチュアル的にも健康であること。
「新老人」
①第三の人生である75歳からの人生を創造的に生きようとし、
②愛し愛される家族や友をもち、
③さらにこれから新しいことやってやろうという行動的な人間として生き、困難にも耐える精神力、スピリチュアリティーの持ち主でもある。
「真の知恵は季節に適応すべきでものであり、移り変わる環境とともにしなやかに変化すべきである。」
先日、テレビを見ていたら、私の目標となる方が2名出ていました。
お一人は、昇地(しょうち)三郎博士、100歳で世界最長老の教育学者です。
現在も、福岡市南区にある知的障害児通園施設「しいのみ学園」の現役園長として教育の現場で活躍しています。地さんの最近のお気に入りの言葉は『百歳前進』。100歳となった、今なお、目標を持って人生を歩みたいという自分への励ましの言葉でもあるそうです。
この地さんには、現在2つの大きな目標があります。
1つは、幼児教育の重要性を世界各国に広めること。もう1つが、中国の学校に障害を持つ子どものための養護学級を作りたいというものです。
作年8月に100歳の誕生日を迎えた地さんは、休むまもなく翌月、世界一周の旅に出ました。目的は、世界各地で、幼児教育の講演を行うことです。講演は英語が基本ですが、地さんの講演では、言葉に勝る強い武器があります。実はおもちゃなんです。幼児教育のプロ、地さんの持論は『3歳までの育児環境こそが、その子の心と体、そして知性の成長に大きな役割を果たす。』そして、その知性の成長に欠かせないのが手作りのおもちゃなのです。家庭で不要になった菓子箱や、ペットボトル、空き缶などを使ったおもちゃを親子で作ることの重要性を世界の人たちに丁寧に紹介していきます。
もう一つの目標はすでに取り組みが始まっています。2002年に、中国を訪れた地さんは、学校に養護学級がないことを初めて知りました。そして、2年後の2004年に、中国初の養護学級『しいのみクラス』を誕生させたのです。『生きていたら長かった』と笑い飛ばす地さんの教育に対する熱い情熱を感じます。
お二人目は、大分県臼杵市に住む大槻信夫さん、100歳にして現役のスイマーで、現役の公認会計士、そして税理士でもあります。終戦と同時に商業学校を退職し、43歳で税理士、そしてなんと、60歳で公認会計士の資格を取得しました。現在、仕事はほとんど長男に任せていますが、「引退したら、他の若い人と接するチャンスがなくなる。」と、百歳になった今でもいくつかの企業の経理処理や、古くからの知人の相続の相談などに応じています。資料を見る鋭い眼光は、迫力満点でした。
59歳で弁理士資格を取得した私とよく似ています。100歳で現役弁理士として活躍する姿を夢に描いて、日々研鑽に励むことにします。
今年96歳になる現役のお医者様です。生涯現役が目標の私にとって、お手本となる人です。
日野原先生語録の一部をご紹介すると、
「クオリティーライフの確保」
①身体的健康:よい精神衛生下にあること、ストレス、心配、憂鬱にとらわれないこと。
②社会的健康:社会的な役割を担い、社会的活動に従事していること。
③スピリチュアル的にも健康であること。
「新老人」
①第三の人生である75歳からの人生を創造的に生きようとし、
②愛し愛される家族や友をもち、
③さらにこれから新しいことやってやろうという行動的な人間として生き、困難にも耐える精神力、スピリチュアリティーの持ち主でもある。
「真の知恵は季節に適応すべきでものであり、移り変わる環境とともにしなやかに変化すべきである。」
先日、テレビを見ていたら、私の目標となる方が2名出ていました。
お一人は、昇地(しょうち)三郎博士、100歳で世界最長老の教育学者です。
現在も、福岡市南区にある知的障害児通園施設「しいのみ学園」の現役園長として教育の現場で活躍しています。地さんの最近のお気に入りの言葉は『百歳前進』。100歳となった、今なお、目標を持って人生を歩みたいという自分への励ましの言葉でもあるそうです。
この地さんには、現在2つの大きな目標があります。
1つは、幼児教育の重要性を世界各国に広めること。もう1つが、中国の学校に障害を持つ子どものための養護学級を作りたいというものです。
作年8月に100歳の誕生日を迎えた地さんは、休むまもなく翌月、世界一周の旅に出ました。目的は、世界各地で、幼児教育の講演を行うことです。講演は英語が基本ですが、地さんの講演では、言葉に勝る強い武器があります。実はおもちゃなんです。幼児教育のプロ、地さんの持論は『3歳までの育児環境こそが、その子の心と体、そして知性の成長に大きな役割を果たす。』そして、その知性の成長に欠かせないのが手作りのおもちゃなのです。家庭で不要になった菓子箱や、ペットボトル、空き缶などを使ったおもちゃを親子で作ることの重要性を世界の人たちに丁寧に紹介していきます。
もう一つの目標はすでに取り組みが始まっています。2002年に、中国を訪れた地さんは、学校に養護学級がないことを初めて知りました。そして、2年後の2004年に、中国初の養護学級『しいのみクラス』を誕生させたのです。『生きていたら長かった』と笑い飛ばす地さんの教育に対する熱い情熱を感じます。
お二人目は、大分県臼杵市に住む大槻信夫さん、100歳にして現役のスイマーで、現役の公認会計士、そして税理士でもあります。終戦と同時に商業学校を退職し、43歳で税理士、そしてなんと、60歳で公認会計士の資格を取得しました。現在、仕事はほとんど長男に任せていますが、「引退したら、他の若い人と接するチャンスがなくなる。」と、百歳になった今でもいくつかの企業の経理処理や、古くからの知人の相続の相談などに応じています。資料を見る鋭い眼光は、迫力満点でした。
59歳で弁理士資格を取得した私とよく似ています。100歳で現役弁理士として活躍する姿を夢に描いて、日々研鑽に励むことにします。