⑫の続きです。
一時帰宅から戻ってきて数日間の母の状態を、ソーシャルワーカーから聞きました。
・曜日の感覚がずれている感じ
・すぐに行動に移すことが出来ない
・集中力がない
・横になっている時間が多い
・指示が入ってこない
・自分から何かをしようという意欲がない
・文字が書けない
・主治医の顔を認識できていない
・ティッシュを食べようとしていた
・リハビリができない など。
CT検査をしたところ、特に異常は見当たらなかったそうですが、この頃は認知機能テストをしようとしても話が聞けない状態だったようです。この2~3日で一気に状態が悪くなってしまい、さすがの私も動揺を隠せませんでした。
そして翌日の朝、仕事中に病院から電話がありました。朝から電話がかかってくることなんて今までなかったので、嫌な胸騒ぎのまま電話に出ました。
看護師の話では、その日の朝から
・自分で起き上がることができないこと
・右半身がだらけていて、右側が見えていない様子であること
・介助なしではご飯が食べられないこと
・会話ができないこと
以上のような状態なので、すぐにMRIと再びCTを撮って検査しますということでした。もう、何が何だか私も理解出来ませんでした。「お願いだからこれ以上母を苦しませないで!」と祈り続けました。
次回に続きます。