花曇りの肌寒い日も続きましたが、昼間はさすがに暖かくなりました。
いよいよ春本番ですね♪
基礎稽古場の付近は桜並木なので、行き帰りの花の風姿が楽しみなこの頃のメンバーズです♪
この時期の稽古場では、良く桜を題材にした基礎トレをします。
見ている人に、桜を・・・どんな桜かはそれぞれで、自分の思い描いた桜をその通りに見てもらうための無言劇。
咲き初めの薫りの強い桜、五分咲きの、今か明日かと満開を待ちわびるような桜。満開、そして散り際の風情。雨の日や風の日、晴れた日や夜、寒さ、人通り、自分の心持ち…。ひらり降る花びらは中々手のひらにふわりと収まってはくれないけれど、雀やムクドリがついばんで落とした「桜パラシュート」(花をガクごとちぎって落とすので、水平に回転しながらパラシュートみたいにゆっくり花が降って来るのです♪)は、差し伸べた手のひらにクルクルと回りながらふんわりと収まってくれて嬉しかったり。
様々な「私に見えているけれど、あなたに見えていないもの」を差し出しあうようにして繰り返す。花よりすっかり団子・酒の描写ばかりになっちゃう人もいたりして、「花見の名所に色と匂いをまき散らす屋台が並ぶのってものすごく無粋だと思う」といいつつ櫻木くんが屋台でナチュラルに生ビールと焼き鳥買ってきて普通に混ざりだしたりもして、楽しいです(笑)。
暖かで賑やかだったり、どこかふるっと寒気を感じるほど怖かったり、普通の日常だったり、幽玄雅、見事な古木の桜が舞い散るさまが見られたり…。
只見ているだけの制作部としても楽しい稽古です。
小さな稽古場のなかで、ありとあらゆる桜を思い見て、リラックスしながら本物の桜を愛でつつ帰る…これができるのも、ほんの一週間か二週間。ほかの季節にやることもあるけれど、今、この時だから掴める花の風情も役者さんにはあるんでしょう。
どこで買ったのかいつの間にか缶ビールを握ってその道を歩いてる…人が本当に居たかどうかは、内緒です(笑)。
+++
明日はメンバーふぁるちゃんこと木原春菜の誕生日♪
ふぁるちゃん♪(笑)…という安定の小動物扱いすみませんm(_ _;)m。
劇団の愛されキャラふぁるちゃん、お誕生会はあちこちで企画されている模様@^∇^@。私もその中のどれかに混ぜて貰おうと思ってます^^。
四月から六月はメンバーのお誕生日ラッシュです♪

