震災の影響・・・ | 青い海月の独り言

青い海月の独り言

2008年夏 嵐の大野智さんにオチて以来 サトシック進行中♪ 
智さん中心の戯言。家族ごと少々つぶやいております。時に毒も吐きます。
妄想が暴走することもありますがよろしくお願いします。



震災から1ヶ月・・・・



ありがたいことに 本当にありがたいことに三日月の家では おめでたい事が続いた。


例えようがない悲しみを受けた方々に申し訳なく思いながら 家庭の中では 普段よりちょっとだけ控えめに お祝いをしてきました。


私の職場でも 家が全壊と半壊と言う被害にあった方が 3人ほどいました。


余震も大なり小なり続いて 内心大きな不安を抱えながらの生活です。


とはいってもスーパーやガソリンや灯油購入以外には 地震の影響を感じることはあまりありませんでした。




ところが 長女のことで とうとう我が家にも 地震の影響を精神的に感じる出来事がありました。


6月に結婚を控えた長女


東京で 公務員をしている彼の仕事も震災の影響を受け 一時は結婚式ができないんじゃないかという話しが出てきました。


実際 式を来週に控えた同僚の方は 結婚式が延期になり いつできるか見込みのない状態なんだそうです。


その方から比べれば 式を挙げられるだけでも 幸せなのですが 新婚旅行は 確実に行かれないということになったのです。



震災で 家や大切な方を亡くした方に比べれば 新婚旅行に行く事ができなくなったことぐらい 大した事じゃないんです。


慌てなくても いつか行く事だってできるんですから・・・・・・


だけど 結局 式も縮小・・・新婚旅行も行かれなくなった長女は そう決まった夜 毛布に包まってじっと・・・していました。


昔から我慢強い子なので 簡単に泣いたりしないけど 毛布に包まってじ・・・と・・・


覗くと彼と携帯で離しながら普通にしゃべっていたけど 泣いていた・・ティッシュで鼻水拭いてた。


少し経って 電話を切った頃もう一度覗いたら 寝ているみたいだったの。


「○○ちゃん(長女の名前)・・・・」


「ん・・・・」


「・・・起きてるの?」


「・・・ん・・・・・」


「・・・・結局・・・どうなったの?」


「ん・・・式は ○○(彼の名前)の仕事関係は 出席出来る人だけに来てもらうけど・・・ほとんど無理っぽいらしい・・・・新婚旅行は やっぱり むりだって。」


活発な長女が 蚊の泣くような声で ぼそぼそっとしゃべった。


私は あんまりにもかわいそうなので 自分より大きな娘を 毛布の上からぎゅっとしてあげた。


大きな娘が このときは無性に小さく見えちゃった・・・・


昔 年子の妹が生まれた時 甘えたいのを我慢して 部屋の隅で 大すきなタオルに包まって寝てしまったこの子がだぶって見えた。


あの時は 私の腕のなかには 小さなこのこの妹がいて すぐに抱きしめてあげられなくって 妹の方を寝かしつけてから 先に寝てしまったこの子を ベビー毛布の上からぎゅっとしたっけ・・・・・


すぐに抱っこしてあげられなくってごめんね って 思ってた。


でも今は 気がついたときにすぐにしてあげられる。



「しょうがないよ・・・あなたの彼は そうゆう仕事を選んだんだから 多くの人のために働くのが仕事なんだからね。 」


「・・・うん・・・・」


「その仕事をがんばってる彼が 好きなんでしょ 支えてあげたくって結婚するんでしょ。」


「・・うん・・・・」


「・・・じゃあね・・・・辛いけど・・・我慢しなくちゃね。 彼に不満を言っちゃいけないよ。」


「うん・・・・」


「新婚旅行・・いつか行けるよ。 もし子供がいたら  ママが見ていてあげるから・・・二人で行っておいでね・・・ きっといつかいけるから・・・・ね・・・・もっと大変な思いしている人が いるんだからね・・・」



「・・うん・・・わかってる・・・・」




今はすっかり気持ちを切り替えて 前向きに結婚式に向けて張り切っている長女  頼もしい♪






・・・・もっと大変な思いをしている人がいる・・・・


こう言い聞かせる事で悲しみが減る訳じゃない。



娘より もっともっと大きな辛さを抱えた人の悲しみだって どうしたって減らす事はできないと思う。


だけど その痛みを分かち合ってくれる人がいたならほんの少しでも 楽になる。


傷を癒すにはどうしたって時間が必要だ。




そしてどんなに大きな悲しみや辛さを抱えていたとしても 笑顔になれれば それを越えていく 勇気や元気がわいてくる。




こんなことを書いていたら いつものお友達から ときどき頂くメッセージ。


タイムリーに届いたこのメッセージ


今日の言葉



『 まず 最初の一歩を踏み出し たとえよちよちでも歩き続けることです。 その足跡で 道はできるのです。』



どんな意味があってこのタイミングで このメッセージなのか・・・・


今の私に必要な ことばなんだね・・・・・