2019年5月9日(木)
昨日、乳腺外科の主治医に
「何か、さっき形成の方がシリコンの不具合がないか確認の為にMRIかCT撮らせてって。」
「うん、良いよ。」
「どっちがいいと思う?」
「う~ん、MRIかな~」
…まるで、洋服を選んでいるかのような気軽な主治医との会話。 W
今回は触診とタモキシフェン出すだけだったのでね。
「異常ないよ~!」と主治医。
さっきの形成では見たことない男の医師も同席していて、何か胸出すのちょっと嫌でしたが
主治医は全摘手術した人だからか、全く何とも思わない。
「3か月後に骨塩定量と血液検査ね。」と言われ、
「うん、でも8月、息子の最後の野球の試合が立て込むかもだから遅めにして。」
「うん、わかった。でも甲子園行くことになったら言ってね!タモキシフェン足りなくなるかもだから。 」
「それはさすがにないと思うわっ! W」
「W 一応、最大限の99日分出しとくね~!」
そんな、緊張感のない会話ができるほど、心許してます。
先生っぽくない、いつも白衣着てないしね。
「なんか今日は暑いよ、この部屋」というと
「さっき切ったんだよ、今度来るときはキンキンにしとくね! 」
そんな物言いです。W
ホント、形成は先生変わっても動揺は少ないが
乳腺外科だけは、ほんと、強気な私も「捨てないでっ!」って気持ちになるかも。
「ところで調子はどう?」
「うん、良いよ。これといって何も気にならない。」に
「ホント、珍しいよね。」と主治医。
そうなのか、珍しいのか。 私が鈍感だからか。
今のところは生活上、辛いとこは何もない。
でも、実際のとこは診察室前の廊下に貼られた乳がん患者の
「3年経ちました、普段はガンの事は忘れています。」
「5年経ちました、もうほぼ前の生活に戻ることが出来ています。」などとある中の
「どうか、東京オリンピックを見られます様に…。」や
「13年経っての再発です。」はきっとどれも「私の心の奥の気持ち」と何一つ変わらない、
乳がん患者の「10年」を指より数え、「解放される日を夢見る日々」を送る人の叫びなんだろう。
気付かないふりをして過ごしているんだけど、ちょっとした瞬間に不安になったりして。
でもね、先の事はわからないの。
ただ、前を向いて進むだけなの。
今日は運動会、雨が降るからと順延になったけど、パラパラとしか降らず
今、最高に晴れてるの…。
コンビニ飯は嫌で私が注文しといたお弁当、三つだけど私が買い取ったの…
だから、我が家の今夜の夕飯はお弁当なの。
でも、新しく個人でやってるお洒落で美味しそうなお弁当屋さんなの。
そう、人生、何が起こるかわからない。
お弁当が美味しかったら,それで良しとしようではないか。
ケセラセラ なるようになる