7月12日、


おかげさまで 41才になりました。



いつもと違う 誕生日と言えば、



今年は 来月 8月8日(日)に


岐阜市で地歌舞伎の


上演がありまして、



稽古中であること。


(こういう時期なので、


 動画配信とのことです。)




今回 私は、


「絵本太功記 尼崎の段」

        (えほんたいこうき あまがさきのだん)


の 中に登場する、


加藤虎之助正清 を 演じます。






やったことがない役を


やってみたい という願いを


聞いてもらえて、



槍を 振り回す 


正清に なりました。



しかし、見ることと


やってみることは 全く別物で。


劇中で使う槍が170cmほど。




立ち稽古初日にさっそく、


「槍 持ったことないな。」



と 言われて 己の出来なさに


ドゥーンと 沈み。



自ら志願して 正清になったけど、


配役ミスになってしまうのでは?


このままでは、


この芝居を 台無しにしてしまうのでは?



だいたい、


箸 以上に長いもの 持ったこと


なかったじゃないか。 



と 悶々と 考え続け、


ふと トイレで


「待てよ  


    縄文時代 槍は使ってたな。」



と 思い。




「ということは、ご先祖様は


    槍を使っていた。


    ということは、


    (DNA的に) 初めてじゃない。」



「出来るかもしれない!!」



という 謎のポジティブが


発動しました。



そこで ホームセンターで


170cmくらいの丸い棒を購入。



ぜんぜん槍と 


一緒に暮らしてます、


日常です 槍は。



という なじみ を目標に、


いつでも 手の届く所に


棒を 置いて暮らすことに。



家で 練習して、


3回くらい 電気を突きました。


ホコリ ファサ~!!



槍に振り回されじと


体幹鍛え、


最も苦手とする 腕立て伏せと


人生で 初めて向き合い。



(それでも 膝をついて 


 やっと 10回。)



腕が のっぺらぼうでしたが、


槍を持つと 血管が


出るようになりました。



薄い(体)なりに、


なんとか 変わっていくのが


これまた おもしろく。



そして お芝居は やるほどに、


奥が深く。




昨日は、


おばあさん役の方が 休みだったので


代役に立ちました。



普段 台詞は聞いているけれども、


いざ自分が 発してみると


自分の(等身大の)声になってしまって



ぜんぜん おばあさんにならない。


役柄としては、


明智光秀のお母さんで 


息子の逆賊不道を嘆くところ。



普段 自分のやっている 正清(清正)は、


久吉(秀吉)を 信じている。



真逆の 立場の役所に 立って


見えてくるのは、


それぞれの立場に立った時に


見えてくる景色。



それぞれの立場に ある


それぞれの気持ち、


それぞれの 正義。



ただそこに 一所懸命。



昨日は 代役に立って、


そう思いました。



お芝居や 舞台から


学ぶことは 本当にたくさんあって、


それが出来ることに


感謝です。



本日も、


お読みいただきまして


ありがとうございますキラキラ




妹から プレゼントが


届いて、


そこに ある メッセージカード。







彼女はいつも、


私の大事な部分を


押さえてきます。



ありがとう。


姉は がんばるけんね。




これは 寝ている所を


起こされて、



祝いの席に 付き合わされた


カノジョブタネコ





 

この 温度差が カノジョ。




そして、


眠る カノジョ。






肉球は

まだらです。





13日に、

すごい 虹がかかりました。

良く見ると 外側に

ダブルレインボー。





猫に 虹は

見えるのかしら。