豊臣兄弟！の主役・豊臣秀長の生誕地の尾張中村ってこんなとこ

令和八年（２０２６）のNHK大河ドラマは豊臣兄弟！というタイトルで、豊臣秀吉の弟である豊臣秀長が主役の作品です。その豊臣秀長が生まれたのは尾張中村という、尾張国の集落。それが現在の名古屋市中村区の中村公園です。

中村公園は豊臣秀吉を祀る豊国神社を中心に整備されている公園です。豊国神社のご利益はなんといっても出世。その理由は祀られている豊臣秀吉は日本史上、一番出世した人物といわれているからです。

中村公園には豊臣秀吉誕生之地という石碑が建立されています。この石碑の場所で生まれたというわけではなく、中村公園全域を指すという意味です。

周辺には加藤清正、小出秀政、木下勝俊の生誕地があります。どの人も秀吉と共に活躍した歴史に名前を残した人物です。なぜここに固まっているのかというと、尾張中村は大きな村で、そこに住んでいて秀吉に家臣が必要なので同郷の人たちが協力したのでしょう。

中村公園のすぐとなりにある常泉寺には豊臣秀吉の産湯井戸があります。これはおそらく村の共同井戸で、子どもが生まれた時にここから産湯の水をとったのでしょう。ということは小竹こと豊臣秀長が生まれた時もここから産湯の水を取ったのかもしれません。

中村公園にある日吉丸（秀吉）となかまたちの銅像。少年時代の豊臣秀吉と周辺に住んでいた子どもたちのイメージ像です。この何処かに豊臣秀長こと小竹もいるのでしょうか。

中村公園の隣には中村区図書館がありますが、２階は秀吉清正記念館という資料館になっています。入場無料の資料館ですがたまに興味深い企画展など行うので私もよく行くスポットです。

私の感想ですが豊臣秀長が生まれた場所は尾張中村ということなので、兄の豊臣秀吉と同じ村だったのではないかと思います。現在では公園内はキレイに整備されていますので散策も楽しめると思います。

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