栄中日文化センターの東海道ウォーキングで名古屋市南区を歩いてきました。今回は街道を歩くシリーズですが、名古屋市南区の東海道沿いには戦国時代の史跡も多いのです。まずは尾張四観音のひとつ笠覆寺(りゅうふくじ)。笠寺観音の方が有名ですかね?
ここは徳川家康がまだ竹千代と名乗っていた幼少期に、敵方の織田信広(信長の兄)との人質交換が行われた場所です。現地には石碑が建っています。
また近くにある東光院は江戸時代に宮本武蔵が逗留した場所。あの宮本武蔵が尾張に来ており笠覆寺あたりに滞在していたのは有名ですが、その場所がここです。
さらに長福寺には旧織田領と旧今川領の境といわれた堀が残っています。桶狭間合戦時の勢力圏でしょうか。
名古屋市の東海道で唯一現存している笠寺一里塚。本当は道の両脇にありましたが、現在では片側だけです。私の感想ですが、東海道ウォーキングの面白い理由は、街道沿いに戦国時代の城趾、史跡がチラホラしているからです。
東海道は江戸時代に整備された街道ですが、戦国好きや城好きの方も楽しむ事ができると思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【一緒に愛知の城巡りしませんか?】
愛知県の城址や戦国史跡を現地集合解散で巡る城の会・【愛知ウォーキング城巡りクラブ(AWC)】。活動は夏季を除く毎月第一土曜、もしくは日曜日。城好き、戦国好きの集まりですが知識の多い少ないは関係なし!好きならそれでOKです。入会費や年会費などもないので、あなたも気軽に遊びに来てみませんか?