令和六年(2024)1月の城巡りは名古屋市千種区の尾張・末森城址に行ってきました。現在は城山八幡宮になっている末森城址。かつての二の丸だった曲輪跡に行ってみると、なにやらギャップがすごい建造物を発見!
実はこれ、昭和三年(1928)に建てられた教育施設。いわば学校です。昭和塾堂(しょうわじゅくどう)といいます。
大正時代に構想ができ、昭和三年(1928)に作られました。戦後、城山八幡宮に譲渡され、愛知学院大学が平成29年(2017)まで貸与を受けて使用していました。現在は立ち入る事もできません。
上から見ると…
この昭和塾堂、上から見ると人(ひと)という文字になっています。これはこの施設の目的である「人づくり」を表現したものといわれています。つまり教育を通して人を作るということです。
私の感想
私の感想ですが、城跡という戦国時代や城山八幡宮という神社にはイメージがほど遠い昭和塾堂ですが、これも戦前の建造物ということで貴重だと思います。ただ、年に数回でも良いので、建物の中を見学できる日などがあるとよいですね。末森城址に行ったときには是非、外観だけでもチェックしてみてください。
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