愛知県豊川市に残る東海道・御油宿と赤坂宿を愛知ウォーキング街道巡りクラブ(AWK)で歩いてきました!
愛知ウォーキング城街道巡りクラブとは、愛知県の東海道を歩く社会人の趣味の会です。
現在、豊橋市の二川宿から熱田宿まで順番に東海道と宿場町を歩いています。
御油宿(ごゆしゅく)は、日本橋から数えて東海道五十三次の35番目の宿場。すぐとなりに36番目の赤坂宿があります。共に愛知県豊川市。
今回の見学会で最初に訪れたのが姫街道(本坂通)の分岐点。これを追分(おいわけ)と言います。
この追分から姫街道を通ると、浜松城がある静岡県浜松市に着きます。
●東林寺●
東林寺は飯盛女(めしもりおんな)の墓が残る寺。
飯盛女とは、庶民が泊まる旅籠(はたご)で働いていた女性で、昼は旅籠の運営。夜は宿泊客の相手をしていた女性たちです。
そんな中、大津屋という旅籠で働いていた飯盛女4人(19~25歳)が集団自殺した事があり、旅籠屋の主人が彼女たちの墓を建立しました。それが今でも残っています。
●御油の松並木●
御油宿と赤坂宿の間にある御油の松並木。
かつては東海道のいろんな場所に、こんな松並木があったのですね。ちなみに今では天然記念物です。
街道に興味がない人が見ると、細い県道が通る静かな住宅地ですが、これがかつての宿場なんですよね~
●大橋屋●
赤坂宿の大橋屋(旧旅籠鯉屋)は、平成27年(2015)3月まで営業を行っていた旧東海道五十三次の宿場町のうちで最後の旅籠でした。
現在では資料館(無料)となっており、豊川市指定文化財でもあります。
ということで東海道御油宿、赤坂宿見学会も無事に終了。次回は岡崎市の東海道本宿と藤川宿を目指します。
こんな感じで愛知県の東海道や宿場町、そして美濃路、佐屋街道を歩く愛知ウォーキング街道巡りクラブ。
あなたも参加してみませんか?
40代~60代の社会人や主婦の方が中心なので、落ち着いた雰囲気が私は好きですね。
また歴史好き、街道好きの方ばかりなので、趣味の大人の会ともいえます。
興味がある方は是非、チェックしてみてください。