【たびたび城たびin兵庫:世界遺産姫路城を攻略せよ!レポ 12/12 】
姫路城とセットにしやすい城のひとつに御着城(ごちゃくじょう)があります。
姫路駅から1駅、さらに駅から城跡まで徒歩15分くらいなので、電車での散策はオススメです。
御着城は、播磨守護・赤松氏の家臣・小寺氏の居城。
この小寺氏というのが、官兵衛の黒田家の主君なんですね。
秀吉率いる織田勢がこの地に攻め寄せた時、毛利方に味方する小寺氏は、秀吉に滅ぼされましたが、城跡は今では公園と住宅地となり残っています。
↑御着駅前に御着城址の看板があります。
この看板に沿って歩いていけば、徒歩でも15分くらいですぐに城跡に着きます。
また駅前に御着城に関する案内看板もありますのでチェック!ですぞ。
↑駅前から御着城址に向かう道は、旧山陽道。
かつての街道が現在の県道になっています。
↑はい!案内看板に従って歩くと簡単に着いてしまいます。
現在、かつての本丸といわれた場所は公園となっており、石碑が建っています。
ちなみにお城チックに見える建物は、姫路市東出張所。
↑これが現在の地図に照らし合わせた縄張り図ですね。
ココで注意しておきたいのは、この看板が建っている場所も含め、南北にかつての堀があったということです。
現在でも掘の一部が残っており、公園も看板がある部分から少し高くなっています。
お城チックな姫路市東出張所のウラに江戸時代の天川橋が移築されていますが、橋の中央部分が少し窪んでいます。
この窪みの部分がかつての堀にあたる部分とのことです。
橋も見事ですが、御着城の遺構もお見逃しなく。
↑また公園内には黒田家の廟所もあり、官兵衛の祖父・重隆と官兵衛の生母を祀ってあります。
この廟所は、享和二年(1802)に資材を九州から運んで作られたもので、姫路市の指定史跡になっています。
この廟所は見落としがちなので、看板でもしっかりチェックしましょう。
※続きを読む⇒ 世界遺産姫路城を攻略せよ!レポ をまとめてみました
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