お盆休みですが甲冑出陣です!
今回は歴史祭りというワケではないのですが、【求める人のもとでベストを尽くす!】というのが我々のモットー。
ということで地元の住宅地の夏祭りに出陣してきました!
秋のイベントラッシュの予定がかなり埋まってきている中、貴重な出陣となりました。
↑今回もまずはご挨拶の口上トークから。
大勢のお客様を前にしての口上トークは、やはり緊張もしますが、この程良い緊張感が最近では逆に心地よかったりします。
↑皆もいつもの練習の成果が出ております。
またこの日は山内千代が初陣。
二期生の千代もグングン実力をつけております。
また練習量ではどうにもならないのが現場での経験値ですが、これは少しずつ上がっていくものですし、最近ではかなり離れしてきた分、余裕も出来てきてアドリブもOKの尾張一宮武将隊。
ところで夏によく聞かれるのは、
『こんな時に甲冑着てて暑くないですか?』
という質問。
率直にいえば、暑いです!
キホン、真夏と真冬は甲冑シーズンオフということで、屋外の出陣も春秋に比べると少ないのですが、それでもオファーを頂くこともしばしばあります。
冬はヒートテックなどインナーに見えない工夫と袴(はかま)などで防寒対策ができますが、夏は必要異常に脱げません。
ではどうするかというと、見えない部分で工夫しています。
例えば胴を外して陣羽織を着込むとか、兜ではなく烏帽子、ハチガネなどといった工夫の仕方があるのです。
↑ということでこの日の奥村助右衛門。
パッと見、違和感無いですよね?
でもちゃんと暑さ対策済みの装束なのです。
甲冑には外す事ができるパーツと、どうしても外す事ができないパーツがありますので、外せたり変更できるものは対策できます。
また甲冑を一領揃える場合、この知識が役に立つんです。
甲冑武者として外せないパーツを知っていれば、そのパーツだけヤフオクで買えば、必要最小限度の装備は整うので、あまりお金をかけずに甲冑を揃えることができます。
その必要なパーツとは、
・脛当(すねあて:脛を守る部分)
・籠手(こて:片から手の甲までを守る部分)
以上。
『え?たったこれだけ?』
と、思ってしまいがちですが、モチロン脛当と籠手だけ着ければ良いとゆうことではなく、ほかの部分は工夫や着こなし次第でいろいろとアレンジできるんです。
この事を知らないと高額なオカネを払って甲冑一領まるっと揃えたり、また夏場なのにフル装備で出陣して熱中症で倒れたりする武者もいます。
暑さ対策 = 低価格で甲冑を揃える知識が身に付く
というものです。
なので夏の出陣にも学びのタネがたくさん隠されていますよね。
↑そして暑さ対策も出来ていると、殺陣やプチ寸劇などもやりやすくなります。
この日も軽快なトークの浅野長政とアドリブに余裕が出てきた福島正則も無事に御役目を終えることができました。
彼らの成長もまた見事ですぞ!
↑ということで暑さ対策済みの4人。(+千代)
秋のお祭りラッシュに向けてガンバリマス!
今年も例年の様に出陣する機会が秋に集中していますので、見かけたら是非、声をかけてみてくださいね。
最後にお招き頂いたクライアント様はじめ実行委員会の方々、そしてお客様に感謝感謝の西御堂住宅夏祭り出陣でした。
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