【林泉寺レポ 4/6】
さあ、早速、林泉寺に入ってみましょう!
と、その前にチェックするべきものがあります。
それはまずこの惣門(そうもん)。
お寺には惣門はつきものですが、なんとこの惣門、
春日山城の裏門を移築したものだとか!
↑裏門、つまり搦手口(からめてぐち)付近にあった門ということですよね。
これは驚きました。
かつて春日山城にあった門が移築されている…
かなり感動です。
実際、愛知県でも岡崎城や犬山城、または大口城といったお城の門は、お寺、民家に移築されて残っていたりしますが、ココにも移築門があったとは…
これも嬉しい収穫です。
↑ ただ、よく見てみると、木材の一部が新しかったりします。
これは時代による劣化した部分を修繕したりしているもの。
まあ、春日山城の現役時代はいまから400年以上も前なので、こういった部分的な修繕は必要なのです。
でもどこかの部分が当時から使われていたりするかもしれませんね。
愛知県にも名古屋市に秀吉の妹・朝日姫の最初のダンナである副田甚兵衛(そえだじんべえ)の屋敷跡の門が移築されているお寺があります。
その門は一般人でも見る事ができますが、やはり古そうな部分より新しそうな部分が多い。
なので時代の流れの中で、入れ替わっていった木材があるのでしょう。
この辺は建築法に詳しい方が見るとわかるのでしょうね。
↑ そして惣門を見て次なるは山門。
『ほお、豪華な門だな~』と、思いきや見るべきところは他にもあります。
そう、アレです!
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
【第一義】が門の上にどか~んと掲げられています。
義…
これこそ謙信公ならではのフレーズですね。
イキナリこれですよ。
歴史ファンにはタマランです。
スルーせずに、上を向いて歩きましょう。
↑ 上を向いて歩くと、門の天井に描かれている龍の姿もチェックできます。
この絵は誰が書いたかわすれましたが、もちろん越後の龍ということなのでしょう。
これも必ずチェックしたいですね。
ということで、林泉寺に入ったらまずは2つの門。
これをチェックしてから奥に進みます。
※ 続きを読む ⇒ 林泉寺の宝物館
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