【犬山城レポ 13/18】
犬山城の国宝天守内に入ると、イキナリ無骨な戦国の世界が始まります。
まずは階段を上がると、中二階の様な部屋に出ます。
しかしこれは地階といって、地下一階に数えられるんですね。
↑ところで上の写真の上部に、横に走っている木材があります。
これは天守を支える地階の中吊りの土台材。
国宝の犬山城天守をシッカリ支えています。
↑この地階には石垣も見られ、よく見ると形も不揃い。
隙間を埋めるように加工されたいろんな形の石も見られます。
↑さらに上へと登っていきます。
城内の階段はかなり急で、最近の住宅ではありえない角度です。
この急な階段は構造上の理由もありますが、敵を容易に上に登らせないためとも。
ココにも常に戦を配慮した構造を見ることができます。
ミニスカ-ト厳禁!
↑上を見るとむき出しの木材がズラリ!
無骨に並んでいます。
こういうところも国宝天守の見どころですね。
犬山城自体は天文六年(1537)からあったものの、天守が完成した年代は不明です。
築城当時の天文年間に現在の天守の原型があったという説もあり、または天守が築かれたのは江戸時代初期という説もある。
まだまだナゾが残る国宝犬山城天守
詳しいことは木材たちに聞いて見ないと分かりませんね。
※ 続きを読む → 犬山城最上階へ向かって
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