【織田信長ガイドブックを攻略せよ!】 (美濃路コース)
美濃路を散策していると、スクープ的な史跡を発見!
織田信長と斉藤道三が会見した【聖徳寺跡】です。
信長公記によりますと…
この会見は天文二十二年(1553)、道三側から申し出たものです。
なぜ道三が信長に会おうと思ったのか?
その頃、道三に面と向かって、皆が信長の事を『大馬鹿者』と言っていました。
しかし道三は『馬鹿』ではないと跳ね返します。
なら会ってみて判断しようという事になり、今回の会見となりました。
信長は道中、いつもの奇抜なカッコで聖徳寺に向かいましたが、道三と対面するときは、正装に着替え、皆を驚かせました。
しかし会見は短いもので、お互いに湯漬けを食べ、盃を交わした程度。
道三は『また近いうちにお目にかかろう』と言って会見はお開き。
そんな二人の短い対面場所となったのが聖徳寺跡ですが、現在はバス停もでき、石碑も建っています。
↑周辺は宅地や畑地となり、お寺の遺構は残っていませんが、ここが信長公記に出てくる【現場】と思うと、やはり萌えます。
ここで二人が会ったんだなあ~と。
そしてバス停ですが、1日8便!!
これではバスの利用もムズカシイかも?
でも地元の貴重な足ですよね。
ちなみにその後の聖徳寺といいますと、清洲、現在の名古屋中区と転々とし、最終的には名古屋市天白区の地に落ち着きました。
↑これがソレ!
今では近代的なお寺になっていますが、けっして廃寺にならず存続した聖徳寺。
場所は違えど、残っていること自体がスバラシイ!
これからも残してほしいですね。
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