真理って何だろう？

私が師である松井先生の元で心の学びを教えて頂く前のこと。

「宗教って危険だよなぁ…」と漠然とそんな思いがありました。

でもそれも自分勝手な見方だったなぁと解るようになった一般社団法人日本おうち整体協会代表理事のまーくです。

＜今回の内容＞

・「宗教は怖い！」と思っていた昔の私の話

・「真理」を捻じ曲げていたのも自分自身！？

・こころセラピスト講座を受けたい方へ

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昔の私は「真理」という言葉に何となく違和感がありました。

色々な宗教が争っているのをテレビなどで見たり、知り合いが新興宗教を信仰するようになりおかしくなっていったりするのを見てきて…。

「宗教は怖い！」と思っておりました。

「真理」という言葉自体も、自分達の考えを正当化するだけに聞こえて、どうも胡散臭く感じていました。

「この世には色んな人がいて、色んな考え方があって然るべきなのに、どうして一つの考え方に捉われているんだろう？真理などと言っている方がよっぽど視野が狭い気がする…。」

と、当時の私の見解はこの程度のものでした。

そして私は、心理学にNLP、その他諸々の学びをしながら、世の中のことを何となく分かったつもりになっておりました。

私の師である松井先生に出会ったのは、自惚れている自分にも気付いていなかったそんな時です。

【不思議なおじいちゃんとの出会い（１話目）】

https://ameblo.jp/mikatakakumei/entry-12363403508.html

松井先生が逗子で心の勉強会をしているのは知っていましたが、私が興味を惹かれたのは、どちらかと言えば「気功」による体の開発に興味があったからです。

ですが、実際に参加してみると、仏教の話の方にどんどん惹かれていきました。

というのも、私が今まで持っていた「仏教＝宗教」のイメージとは違って、本来の仏教はとても理性的で理論的で合理的な教えだったからです。

今まで持っていた自分の価値観がどんどん剥がされていって、心を丸裸にされるような感覚。

学びが進むと共に自分の中にあったドロドロした部分も見えてきて、とても辛い時期もありましたが…。

その先にある「真理」というものを知りたくなって、何とか継続していきました。

私の場合、勉強会で教えて頂いたことももちろん大切だったのですが、松井先生が立ち上げた講座のお手伝いをすることが何よりの実践の場だったように思います。

「些細なことで怒るのは器が小さい」と教えられた後、自分の器の小ささを教えられるような出来事が起きて…。

「悩みがある人は人の悩みを救えない」と教えられて反発したものの、一年後になってから「松井先生の言う通りだった」というようなことに気付かされたり…。

とにかく自分の視野の狭さに気付かされてきた日々でした。

そしてハッキリと認識します。

「真理というものさえ捻じ曲げて、自分勝手に理解していたつもりになって捉え間違えていたのは自分だった…」と。

・感情を受け入れることと、感情のままに流されて生きることは似て非なるもの。

・何でもありということと、自分勝手に生きることは似て非なるもの。

・みんな違ってみんな良いということと、自分の価値観で物事を捉えることは似て非なるもの。

「全てを自分に都合よく解釈していたのも自分だった…」

そんなことに気付いたのは、松井先生が亡くなった後だったのかもしれません。

もちろん今でもまだまだな自分なわけですが、それでも以前とは比べ物にならないくらい世の中の見方というものが変わりました。

人の見方、出来事の見方などが変わり、今まで逆さまの世界に生きていたことに気付いたのです。

でもそれは、普通に生きていたら絶対に気付かないことなのです。

普通に生きていたら誰しも必ず逆さまの世界を生きることになります。

それも、この世の道理で仕方のないことなのですが、そこから抜け出る道もちゃんと準備されているのですよね。

その道を松井先生から教えて頂き、背中で実践する姿を見ながら学んでこられたという経験がとても大きかったのです。

何を学び、何を実践し、どんな仲間と共に過ごしていくのか…。

それは自分の人生を決める全てと言っても過言ではありません。

松井先生から教わった心の学びをお伝えする「こころセラピスト講座」は今まで約10年で延べ5500名以上の方にご参加頂いています。

今月から始まった宇宙の法則編は前回２回目が開催されました。

何回も再受講して下さる方が多いのは、聞けば聞くほど理解が深まっていくからです。

前回お伝えしたのは二燈明と中道のお話。

人生に迷わなくなる根幹となる教えでもあります。

参加者から感想を頂いたので以下にご紹介させて頂きます。

①参加してよかったことや、印象に残ったこと。

・学べば学ぶほど、その「知識」に引っかかってしまう。

→おうち整体がまさにこれだなと思いました。

筋肉の名前や詳細を知ることも、スキルを高めていく上では

有効なことではあるけれど、もっともっと大切なことは個々に違う体と心にまっすぐ向き合って、それぞれの体や心と会話しながら施術をしていくこと。

改めて心に刻もうと思いました。

・学んだ知識を本当にわかっていたら行動に現れる、ということ。

→学んで分かった気になっていることって多いなぁと思います。

これも、先ほどの「知識」の話と似ていますが

やっぱりとにかく「実践」。行動できていないことは腹落ちしていないことの可能性が高いなという感覚を持ちたいと思いました。

・人間は無意識に「罪の意識（恐れ）」を持っている。

→これもあるなぁと思いました。

罪の意識があるから、それを隠そうとしたり誤魔化そうとして相手と衝突したり、一人で拗らせてることも多い気がしています。

今回、課題でもこのテーマをいただいたので、じっくり向き合ってみます。

②今日から実践していくこと。

どこかで「苦労しないと幸せになってはいけない」みたいな

考えがあるような気がして、まずはそこを手放したいと思いました。

自分も含め、全ての人は誰も罪を持っていない、ことを受け入れて、ただ、「悪い人はいない、けれど悪いことはある」という目で目の前の事実を眺めてみたいと思います。

（じゅんこちゃん）

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前回の受講では今一つピンとこない中道のお話。

やはりメモしながらでは聞いている様で聞いていなかったのだと実感。

物が溢れている今の時代。食べ物にも困らなく有難い事ですが、享楽主義に落ち入りがちだなと思いました。

そして今まで何度も大事なのは心だと聞いてきましたが、やはり行き着くところは自分の心。

自分自身が変わる事で自分の悩みも解決し、幸せにもなれる。

分かってはいるけど、これがいざ実践するとなるとなかなか難しいです。

だからこそ日々の実践が大切なのだと改めて実感しました。

少しづつモヤモヤした時に実況中継したり、第三者的に自分を見たりも出来るようになりましたが、『ここセラ受講してるのに…』と自己嫌悪に陥ってしまう事も。

でも少しずつですが出来ていることに目を向けて染み込ませる為に日々実践ですね。

モヤモヤした時が実践できるそして変われるチャンス。と思って自分を観察してみます。

（ゆみちゃん）

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今回二度目の受講。

正直、入門編の時は、息子のアトピーに悩んでいる最中で

夜中掻きむしる長男の対応と授乳で寝不足が続いて眠すぎて出席するのをためらうくらい、いえ、ごめんなさい。寝落ちてしまった瞬間もありました。

でも、少しでも聞きたいなぁと、失礼覚悟で参加させて頂いていました。

だから、話を聞いていても、理解しているんだかしてないんだかも、よくわかってなかったというのもあります。

あとは二度目だから、少しはわかってるのかもと自分に期待して、でもわかってない自分に落ち込んで、いや、もしかしたら一度目よりも、良い状況になっていないかもと自分を責めたり。

そんなこんなで、感想も書けずにいました。

長男のアトピーも以前よりは落ち着いて、やっぱりちゃんと感想送って、振り返る時間を少しでも作ろうと反省した次第です。

長々とすみません！

一歩ずつやってみます＞＜

①気づいたこと

価値観は時代や状況で変わるとの話で、戦争では人を殺してもいい。という価値観。

状況によってガラリと変わることを改めて感じました。

そうではない中道。いつの時代も、状況でも変わらないことがやはりあるんだという

驚きと安心感を覚えました。

そんなことに出会えたことに、やはりものすごく喜びを感じますし、

学び続けたいと思いました。

②今日から実践していくこと

やはり何かもやっとするとき、自分の中に勝手に作った正義感があります。

人を否定している人を見て、わぁすごく嫌な顔をしているな、こうはなりたくない、こんな人は嫌だなと思っている自分がいます。

やはりまだ、その人が悪いと思ってしまっています。

まだ「誰も悪くない」と思うことが難しい時もあるけれど

その人の背景を思い描いて、そういう環境だったんだ、

「誰も悪くない」まで考えるクセをしていきたいと思います。

（あんちゃん）

宇宙編初めての参加ですが、とても興味深かったです。

とくに子供の頃からずーっと抱えてきた、わたしの中の罪悪感について知れてよかったです。

人間は無意識のうちに　罪の意識(恐れ)を持っている、ということを聞いてだからか〜と自分への理解が深まり軽くなりました。

自分が自分を責めて、自己虐待してきたことにも気づきました。

グループでシェアする時間がとても有意義だなと感じました。メンバーの方のお話しから自分が息子の意見を頭ごなしに否定してきたことに気づきました。それを伝えてみようと思います。
実践が大切ですね。

誰も悪くない、ということを知って、その前提で世の中を見ると世界が今までと違って見えてきます。
本当に自分の中に厳しい裁判官がいて、いつも見張られているようで緊張していました。
裁判官を手放すと楽になります。

わたしにとって必要なことを知れてとてもありがたいです。
ありがとうございました。

（まりちゃん）

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①参加してよかったことや、印象に残ったこと。

参加したことで、おうち整体の実践を心掛けているおかげでなんとか暴れる感情に飲み込まれずにやっていけてる有り難さを改めて確認できました。
勤務先の大きな体制の変化のために、新しい仕事を覚えなければならない夫、でもそれは病後の身にはハードなことで、無理のないようにとお願いしても、ひとつの迷いもなくやり通そうとします。

複視があるのにPC作業の時間も長くなり、身体にはかなり負担がかかるのか、座位を保つのが難しくなったり、痙縮が強まったりとケアしても追いつかない状況に、もしもおうち整体をやっていなければ「身体に負担をかけてまで無理をして働き、身体を壊すことで私がどれだけの想いをしたのかあなたはまったくわかっていないのか！」と叫び止めようとしていたかもしれません。
正直言うとその感情は決してゼロではなく今でも見え隠れしてはおりますが、教えていただくことのおかげ様その感情以上に、そうまでしても家族を支えるための収入を得続けたいと思う夫の想いが有り難く涙が出るほどの想いです。

またこういった話をグループミーティングの中でシェアさせていただけたことで、互いに互いのことを想い、相手のことを想って自分ができることをなんとしてでもやりたい頑固者同士の自分達が滑稽でもあり、またこんなにも幸せなことがあるだろうかと涙が出ました

②今日から実践していくこと。

欲張らずに片付けながらひとつずつ丁寧に行う

夕方以降に新しいことはやらずに身体のケアと片付けを後回しにしない

私にとって目の前の大切な人に望む一番のことは、幸せで健康でいてほしいことだと深く感じることで、また改めて、自分自身が幸せで健康に暮らす責任を感じています

ありがとうございました

（あやさん）

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いつもありがとうございます。

今回印象に残ったのは、人にあれこれ言う人ほど、人の話を聞かないということです。
まさに自分のことだなと、耳が痛かったです。

ずっと子供の体が弱いことに罪の意識を持っていて、ここセラで言われているようにどんなに今が完全なのだと思おうとしても思えなかったのです。
今回の法燈明のお話を聴いて、誰も悪くない、全ては環境でそうなっているだけということで、ようやくしょうがなかったと思えました。そして今が完全と思って行動するよう心がけようと思いました。

他の方の意見は、なるほどと思えることもあるし、自分のことだと客観視できないものが客観視できて参考になりました。

何にも依存せず、幸せは自分の心にあるということが実感できるとはどんな感じだろと思いながら聴きました。

これから実践することは、色眼鏡で見ず、公平な目で見るように意識することです。

いつも大切なお話をありがとうございます。

（かずちゃん）

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宇宙の法則編2回目ありがとうございました。
再受講ですが、その都度自分の受け止め方が違うのか、あれ、こんな内容だったかな？と思う事が多々ありました。

そして受講時は素直に聞いているようで心の中でいろいろ反発心があったんだなと気づきました。
頭を空っぽにして聞く事ができず、「でも、だって」とどこかで思いながら受講していたようです。

施術もですが、理解できなくなると「わからない、難しい」と思考を自分でストップさせていました。

今回『誰かに何かを言いたい人ほど自分が見えていない』というのが印象に残りました。
まさしく自分の事で…
人の事言う前にまずは自分の事をしっかり見ろ！ですね。

仏教は本当にシンプルで優しくて素晴らしいなと再受講する度に思います。
そして、こんなにわかりやすく順序立てて教えてもらえる事に感謝でいっぱいです。
まだまだ実践不足。日々の生活を丁寧に過ごして道理を染み込ませていきたいです。
最後の気功（長息？）もとってもリラックスできました！

今回もありがとうございました。
次回もよろしくお願いします。

（あいりん）

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①過去の出来事から罪悪感がありましたが、「人間無罪」の道理の話を聞けて、泣きそうになりました。

全ては縁で繋がっている事、自分の中に裁判官がいる事や99頭の牛の話がとても印象に残りました。

②自燈明・法燈明を掲げて進めていけるように、生活の中で意識して見つけていきたいと思います。

（のりちゃん）

再々受講している回なのに多分初めてかもしれません

今回刺さったこと

以前から自分が他者からの承認欲求が強いと感じていましたが、まだ自分はそこに執着し依存しているし

しやすいんだと分かりました

見ないようにしていたことや触れないようにしていたことは必ず染み出てくる

自灯明・法灯明・中道

講座では分かりやすく伝えてくださっていましたが、自らその執着を捨てる事をしないと根本が変わらないし、やっぱり分かっていないんだなと思います

”心の質”

”心の巡り”

が印象的に残りました

質を良くしたいし巡りも良くなりたいと思うので学び続けて変えていきたいです

裁判官にならないように日々自らを見つめて自行愛行をしていきます

ありがとうございました

（なおべえ）

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特に印象に残ったところは、何かモヤモヤとした気持ちになったり、何かを言いたくなった時は、ただ相手は言わなかっただけでお互い様なんだよという言葉でした。
自分ばかりが大変だと思うときは、自分の意識がエゴでいっぱいになっているとき、感情や思いに捉われないよう、いったん深呼吸をして中道とは何だったかを思い出したいと思います。

あっちゃんと呼吸法ができて嬉しかったです。
まーくさん、鼻と声辛そうでしたが大丈夫でしょうか。

今日も講座に参加出来て良かったです。
いつもありがとうございます。

（たんたん）

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①参加してよかったことや、印象に残ったこと。

『誰かに何かを言いたくなる人は自分にも同じ面がある』

というお話がぐさりと刺さりました

『罪の意識』と聞くと自分の中にある罪悪感のようなモノをイメージしていましたが、他人に対して『罪だ！』と感じる気持ちも『罪の意識』なのだと知り、であれば、日常的にいっぱいありそうだと愕然としました

そしてやはりこれもまた人に対して『罪だ！』と感じる背景には、自分にも同じ面があるからなのだろうなと、また一段と凹みます

快楽主義と苦行主義、私の生き方は幼いころから苦行主義寄りだったなと思い返しています

その当時から罪をつぐなおうという意識があったのだろうか？

そんなことも考えつつ中道に近づけるよう、学び続けたいなと思いました

②今日から実践していくこと。

誰かに何か言いたくなった時、自分が持っている同じ面について考えてみる