平和な心を保つ為に必要なこと


大和の国という名が付いているように、日本は古来から「和」というものを大切にしてきた国です。

聖徳太子が憲法十七条の中で一番最初に持ってきている有名な言葉。

「和を以て貴しとなす」



争いを起こさないことを根本とすれば、自ずと上手くいくものなのですが…。

グループが出来ると、その中にルールのようなものが出来ていきます。

それは家族・地域・国として、みんなで上手くやっていく為のものなのですよね。



ただ、人間は本来自由に生きていきたいものですから、そんな中にいると不満が溜まってきます。

「どうして私が我慢しないといけないの!?」

そして、グループを内部から破壊し、また新たな安住の地を見つけて飛び出します。

でも外に出たら気付きます。

やっぱり、人は一人では生きていけないことに…。

また新たなグループを見つけて所属するけれど、その中でもまたモヤモヤすることが出来てきて、同じことを繰り返していくわけです。



「人間は一人では生きていけない」

「だけれども、自分は自由に生きていきたい」




そんな矛盾から逃れる方法を発見したのもブッダなのですよね。

世間一般の自由という言葉は、鳥かごの中の自由なのです。

本当はもっと広い世界があるのだけれど、鳥かごの世界が全てだと思っているから、より広い世界があることが見えないのです。



でも私は和を乱す人も必要な存在だと思っています。

人は良いことばかりから学べるわけではありません。

むしろ悪いことからの方が学べることが多かったりするものです。



人間、綺麗ごとばかりでは生きていけません。

除菌ブームのようなものがあり、何でも「除菌!除菌!」と徹底するようなこともあるかもしれません。

じゃあ、その人が健康かというと、決してそういうわけではなかったりします。

体はもちろんのこと、どちらかといえば心の病の方が重かったりするものです。



私達が住む世界というものは、善悪入り混じった世界なのです。

「清濁併せ吞む」くらいに生きていければ楽なのですが、嫌なものは簡単に排除するような風潮があるように思います。

実はそういうものの中に、体や心を強くしてくれるものがあるのですが、逃げてばかりいると体が弱くなっていくのです。



好きなことをやるのは悪いことではありませんし、私も自分の好きなことをやっています。

ただそこに、「嫌なものから逃げる」という気持ちの方が強い場合、どこまで逃げても同じなのです。

何故なら、この世は相対の世界ですから、「好き」があれば「嫌い」もあるからです。

自分の狭い視野だけで、「これはOK!」「これはNG!」とやっていると、和を保つことは出来ません。

行き着くところは争いしかないのですよね。



仏教では「嫌い」という気持ちを「瞋恚(しんに)」と言います。

言い方を変えたら「怒り」になるわけですが、怒りの感情は自分の心を現しているものですから、それ自体が悪いということはありません。

ただ、怒りには、自分の視野を更に狭めさせてしまうという特徴もあります。



怒りの裏側にあるものが何かというと、「私はこんなことをされたんだ」という被害者意識です。

被害者意識が強い人は、加害者を作り上げ、自分の物語の中に周りまで巻き込もうとします。

怒りの感情というのは大きな波ですから、耐性が弱い人は、すぐに巻き込まれてしまうのです。

火に油を注ぐように、周りの人も一緒になって燃え上っていったりするものなのですよね。

怒りの感情は冷静さも失わせ、どんどんと燃え広がっていくのです。



じゃあ、どうしたら良いのか…。

それは、「加害者意識」を持つということです。

怒りというのは、「相手が全て悪い」という被害者意識から生まれます。

その時は、自分のことを思い返してみて下さい。

「もしかしたら、自分にも悪いところがあったのではないだろうか?」

その加害者意識を意識するようになると、心に余裕が生まれてきます。



自分の心が弱いと、何かに依存するようになっていきます。

「これを持っていけば大丈夫」だとか、「この人がいれば私は救われる」など、何かに依存する心が強いと、ますます自分の判断というものを失っていってしまうのです。

そして、「あの人が悪い」「社会が悪い」などと、周りを責めるようになっていってしまうのですよね。



和を保つ為に必要なこと。

それは「自分は被害者だ」という気持ちではなく、「もしかしたら私も悪いのかもしれない」という加害者の気持ちです。

お互いがお互いを認め合い、和を保ちながら生きていく。

それが平和への道なのですが、その為に心の働きというものを知る必要があると思うのです。



怒りを生み出す自分の心。

「心って何だろう?」

「自分って何だろう?」


そんなことを学びながら実践していって頂きたいなぁ…と思います。



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松井先生が残されたのは気功整体の技術だけではなく、心のこともあります。

むしろ「心のことを学ぶのが大切なんだよねぇ。」と心のことを重要視しておりました。

「ブッダが悟ったものは何なのか?」

「幸せに生きていく為にはどうしたら良いのか?」

悩みを超越した生き方を目指していってみませんか?(^_-)-☆

 

 

 

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