セッティングとは何ぞや?を伝えるということ | Mikasuのブログ

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どーもこんにちはMikasuです。

 

最近は細かいセッティングについて、あまり発信していません。

なんでかって、あまり意味がないと感じるからです。

 

あーした方がいいこーした方がいい。これはやっちゃダメ。

 

根拠に乏しいというか、

誰かからの聞きかじりだったり、誰かがやってて実際に良くなったからとか。

 

井の中の蛙な人に特に多い気がしますが、

自分がやったらこうだったから正解論。自分はこう思うから他は認めない論。

 

理屈はあれど明確なスタイルも目的なく纏まりない論。

もはや誰得?

 

そういうのって

真似しても、たまたま近しい条件だったりスタイルだったり目的だったりがないと意味をなさないんじゃないかと思います。

 

 

それはなぜか?

 

 

セッティングというのはバランスであって最適化であると言えると思います。

 

自分がやってみたらこうだったって話は、

その人の走らせ方やスタイル。使ってるパーツやメカ。

そしてメカの設定具合で生まれたもの。

 

走らせ方やスタイルは人それぞれなので、

ピンポイントの情報をいくらひっこぬいた所でバランスは取れないからです。

 

例えばアッカーマン。

これが最も顕著かもしれませんが、

揃えたりバラけたりといったそれ自体の特性さえも

リヤとのバランスや重量配分・走らせ方で随分変わってきます。

 

そこにボディ幅や形状・タイヤの3次元な向き・トレッド・ホイルベース・サーボの特性・設定・レバー比・ジャイロの設定・EP・D/Rも絡んでくる。

 

他のセッティング項目もジオメトリから減衰設定まで、同じように全てが絡んでくるわけです。

 

 

では必要な情報は何か?

 

 

「目的と理由」です。

 

 

例を挙げると

 

ダンパーを立てる、寝せると「こう動く」ではなく「こんな効果が出る」

アームの長さを変えるとこんな効果

アームの角度を変えると・・・スクラブ増やすと・・・

 

こうなったではなく効果。

そして、それぞれがそれぞれに作用してくるということ。

 

これは例えばで内容は適当ですが、ダンパーの角度も

アームの長さによっては効果が逆転することもありうるという話です。

 

だから人から聞いた話ではあまり意味がないという結論に至ります。

 

 

 

で、自分の場合はどう発信すべきか考えましたが・・・

 

 

 

まずはスタイルありき。慣性と荷重移動を駆使して自在に車を操ること。

 

ドリフトは魅せてなんぼのフィギュアスケートだと、7~8年前から言うておりますが(笑)

 

根本的に速い遅いではなくかっこいいかどうか。

基準は当然本人であり、それを披露して賛同を集められるかどうか。

 

要は大吾や直樹がなぜ人気あるかって話です。

かっこいい走りしてない人がどんなに語っても興味も出ないでしょう?

 

実車ベースの操り方になるのでRCでは根本的に違う部分が多々ある。

そんな操作方法でも、実車のように反応(実車の様に見えるではない)してくれる様に仕上げる。

 

そのために、入力や目的に対してどう作用させるかという話を理由込みで

 

 

そして作り上げた表現をキッチリ映像に出す。

それも色んなサーキットで。

 

コンペはまたベクトルが別の話にはなりますが、こちらも説得力という面で結果も出してきました。

 

今はそんなスタイルに賛同してくれているであろうDMRメンバー向けに公開しています。

 

 

こうしたいんだけどどうしたらいいか?と問われない限りアドバイスも基本的にはしません。

 

ただし、1つ1つの効果については

全てに作用することと、目的のための手段であることを大前提に、

基本的な理由として発信していくことはあると思います。

 

 

 

次回、スタイルや走らせ方の話につづく

 

 

 

じゃいね♪