先週は介護美容研究所にて
ケアビューティストさん達へ
緩和ケア ターミナルケアの講義でした。
訪問看護師気づけば20年
お看取りの多い
訪問看護ステーション
での経験も多く、
今回講義するにあたって、
私自身も緩和ケアについて学び直したり、
今までを振り返る
棚卸しのような時間でした。
在宅では食べたい時に食べたいだけ、
特に点滴もせずに、
自然に最期を迎える方も多いです。
亡くなる事は悲しい
寂しいけれど…
こんなに穏やかに迎えることかできるんだ
生きて死を迎える・・・自然なこと
死は苦しそう、辛い、だったのが、
私もこんなふうに
過ごしたいなあ…
迎えたいなあ…
そんな先輩方の姿を見てきています
そして普段のケア・・・
爪切り、清拭、洗髪、マッサージ・・・
お話ししたり、触れながらのケアは
全人的痛み…
身体的、精神的、社会的、
スピリチュアル的な痛み、
へのケアだな・・・改めて思うのでした。
介護美容を学ばれるみなさんは、
今まで仕事だったり、
身の回りで
病気、死を体験してきた方々が多く
体験のシェアでは多くの
涙がこぼれていました。
緩和ケアを受ける方の体験と称して
いっぺん死んでみるワークショップ
も取り入れています。
「さっぱりした」
「家族が大事と改めて思った」
「今死ぬのは後悔する。
精一杯生きようと思う」
「今まで幸せだったことに気づいた」
「生かされているんだと思った」
死を見つめる事で
死のイメージが変わったり、
過去の体験が癒されたり,
今の生き方を見つめ直す機会になったり…
それぞれの気づきがあります。
講義を受けて、
改めてどんな活動をしていきたいか
シェアタイム!
・ただ綺麗になる、嬉しいだけでなく、
私たちはもっと深い、
すごい仕事をしようとしてるんじゃないか!
・心と心の向かい合う仕事をしていきたい
・言葉に出来ない状態でも思いをくみ取ったり、
スタッフ、ご家族からお話聞いて
その方に寄り添っていきたい
・元気でワクワクする日々へのお手伝い
・家族には話せないことを聞いてあげられて、
家族との懸け橋になりたい
・メイクをしてウキウキして
デイサービスに行けるような支援
・高齢者もメイクが自然、当たり前に
これからの私たちのために
みなさんの思いに感動、
そしてワクワクしながら聞いていました。
涙、涙でお疲れ様でした
介護美容・・・
生きる意欲を引き出すケアだなあ
治療はいつかは
できなくなる日が来るけれど、
ケアは元気な時から
最期の時までいつまでもできること
ケアビューティストさん達のご活躍を
楽しみにしています。
次回2/24(木) 3/12(木)募集中
☆1名様からリクエスト受付中です。
☆1時間半程度の
ショートバージョンもできます。
職場研修などもご相談ください。
☆対面のご希望は
神戸~明石近辺で開催します。
その他の地域もご相談ください。
感染状況をみながら
検討させていただきます。
お気軽にご連絡下さい
メールご希望の方は
こちらからぜひどうぞ。
私の人生良かったなあと
思い残すことなく生き切れる世の中に~
ことだまお手当講師
エデンの森認定講師
訪問看護師 大谷美加