納棺師の
大森あきこさんの本
が届きました。
どの話も宝石のような素敵な話。
「故人を棺へと移す納棺式に、
ひとつとして同じものはありません
死と生のはざまのごく限られた時間に、
家族は絆を結びなおしていくのです」
あきこさんのお話し
一つ一つが
看護師の私にも共感で…
自己満足の看護になってないか
生と死は紙一重…
あいまいな感じがする
話せない方、
声にならない声が聞けたら…
私じゃなかったら,
もっと良い関わりができたんじゃないか…
訪問看護師になりたての頃、
色々わかったつもりになって、
天狗になっていたんだと思う。
実はご家族に
辛い思いをさせてしまった・・・。
急変にも驚かない(ように見せる)…
ご家族に怖がらせないようにする
「そうそう!そうなの〜」
自分の経験とも照らし合わせたり、
一つ一つの物語を
涙しながら、
胸を熱くしながら読んでました。
以前、エデンの森認定講師の
特別講座の中で、
お話しを伺うことがありました。
納棺式
「この時間に
ご遺族は故人とのつながりに気づき、
そのつながり
=縁を別な形へとつなぎ直すのです」
エデンの森の仲間で
上原暢子先生の旅支度の
お手伝いをしました(笑)
あきこさんの一つ一つの所作が美しく、
丁寧に触れていくその様に、
安心、温かさを感じます。
本人はもとより、
ご家族にとって大切な時間。
最期に家族の手で
旅立ちのお手伝いが出来る
私もこんな風に
見送りたいし、見送られたい。
家族がいらないって言ったら
それはそれだけれど(笑)…
残された家族に
大切な時間を味わってもらいたい…
なんて思うのでした。
先日の
死の話でお茶会
テーマはお葬式
お二人の参加でした。
今は簡素化する時代だけれど、
お葬式、儀式をする意味がある
迷惑かけたくない、
そう思うけれど、
迷惑、手間をかけるって
大事なこと・・・
訪問看護の中で
担当患者さんが亡くなった後、
エンゼルケアをします。
ご家族と一緒に
身体を拭いて
本人の好きだった洋服に着替えをして
保湿、メイクをする・・・
泣いたり、笑ったりしながら
今までの思い出話をしたり、
身体に触れることで
「まだ温かいね・・・」と感じたり、
亡くなったことを実感したり
負担のないように、
でも出来る限り、
ご家族それぞれにとっての
関わる時間が持てたら良いなと
思っています。
今回は
エンゼルメイクをされる方の参加もあり
看護師と納棺師さんの
連携も必要だね…
なかなか直接会えないので、
申し送りは、
紙に残すのもありかなあ
…なんてお話もありました。
今の点での活動ではなく、
線での繋がりも出来たらいいなあ。
次回の
死の話でお茶会17回目は
12月22日(水)20時~(初の夜開催!)
タブーとされる死の話
でも誰もが100%迎える大事なこと
少人数で開催中です。
安心安全な場で、
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対面も少人数で
ご希望に合わせて開催します。
神戸周辺を考えています。
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私の人生良かったなあと
思い残すことなく生き切れる世の中に~
ことだまお手当講師
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大谷美加