先日は、職場の仲間に向けて
いっぺん死んでみるワークショップを
開催しました。
我が職場は
訪問看護ステーション。
対面での勉強会、
ミーティングは中止中のため、
オンラインでの開催です。
みんなそれぞれ、
高齢者、終末期の方への看護の
ベテランぞろいですが、
ワークショップを
進んでいくうちに
「自分のことは考えてなかった~」
と口々に・・・
医療者こそ
自分ごとになっていない、
人のことばかり考えている仕事・・・
そんな感じもするのです。
終了後感想いただきました。
「思い出は大事にしていたつもりだったけど
さっさと捨てれた。
前を向いて生きようと思う。
子どもは大丈夫なんだな・・・と思えた」
「今大切に思っているのは
母なんだと気づいた。
親孝行しようと思う。
新たな気持ちで生きようと思った。」
「耳だけは最期まで聞こえていると
ご家族に伝えていて、最期は耳が残った。
みんなの声を聞きながら,感謝しながら
迎えるんだなと思う。走馬灯のように今までのことがよみがえった」
「私はネガティブに死を迎えるのかと
思っていたけど、
最期まで楽しんで生きたいんだと気づいた」
「看取った母とだぶって色々思い出した。」
「以前聞いた、お坊さんの悲しまなくていいというのが腑に落ちた。
心地よかった。
重たい物が落ちた感じがする」
今本当に大切にしていることに気づいたり、
グリーフケアになったり、
身体が軽くなった、と体感した方も
数人いらっしゃいました。
「普段聞けない
みんなのコアな部分を知れたのも良かった」
と言ってくれる方もいて、
それぞれの死生観、思いを聞くことは
職場スタッフのコミュニケーションにも
大きな役割になるなあ・・・
職場で開催することの
良さを感じました。
翌日事務所に寄った際、
参加してくれたスタッフが
「昨日は良かったよ・・・」
と涙ぐんでくれて、
今回参加できなかったスタッフからは
「また開催して~」
と数人言ってもらえ、
第二弾
開催できそうです♡
病気になり、亡くなるまでを
疑似体験できることで、
死を自分ごとと考えられるようになる。
そして、
自分の大切にしていることに
気づくことができ、
自分を大切にすることも
考えられるようになる・・・
医療職、介護職には
ぜひとも
受けて欲しいなあ・・・
改めて思うのでした。
職場の勉強会などの
ご依頼も受けたいなあと思います!
ご相談くださ〜い。
(今回の勉強会はストーリーを短く、
医療の講義を省き、1時間強のショートバージョンでお送りしてみました)
いっぺん死んでみるワークショップ
のお知らせ
☆死についての勉強会2回目(無料)
①温子さんから死の過程の体験ワーク
②私から在宅看取りの実際
8月26日(木)14時~15時半です。
☆次回の死の話でお茶会(無料)
8月30日(月)13時~14時半です
お話会のお申込み、
ご連絡などはこちらから
メールご希望の方は
こちらからぜひどうぞ。
私の人生良かったなあと
思い残すことなく生き切れる世の中に~
ことだまお手当講師
エデンの森認定講師
訪問看護師
大谷美加