「映画バーMIKA'S BAR」映画のすすめ♪
「ベルファスト」
『Belfast』
【明日に向って笑え】
★★★★☆ ≪2022≫
この作品は家族愛に溢れてて
とても良い作品だと聞いたので
観て見ました~
あえて白黒で重苦しい感じの作品。
日本に居ると遠い国の歴史は
大きな史実でないと習わない。
この作品は俳優であり監督も手掛ける
「ケネス・ブラナー」氏の半自伝。
生まれた場所、愛した場所を・・
そして愛する家族を物語にした作品
イギリスのアイルランドとの
領土問題で有名な「北アイルランド」
内戦は古くから有名だよね。
1960年からここで起ったキリスト教の
異教徒たちの争いを子供ながらに
同じ国の人達が何故戦うのか
今の「ロシア・ウクライナ侵攻」
これも同じく同じ人種が闘っている。
バカげた戦争でしかない
そんな子供目線から観た
大人の醜さと家族の絆の
お話は・・・
北アイルランドの『ベルファスト』
少年「バディ」は映画や音楽好きな
両親と兄と共に平和に楽しく
幸せに暮らしていた。
彼の住む町は近隣住人の付き合いが良く
バディの毎日は友達と遊び日が暮れる。
そんな素敵な町に住んでいた。
しかし1969年8月15日。
大人達が子供達が遊ぶ通りに
火炎瓶や武器を手に持ち
なだれ込んで来た「暴動だ」
外で遊んでいた子供街は茫然と
慌ててバディを抱き抱え
家へ転がり込む母
宗教戦争が始まったのだった。
この日を境に・・・
平和だったこの町にキリスト教の
プロテスタント教徒の暴徒が
ここに住むカトリック教徒住民を
追い出す為に攻撃を始めたのだ
穏やかに平和に過ごしていた
筈だったのに・・
お隣家族が敵になっていく。
子供達の為に故郷を離れようと言う
父親に対して、自分の故郷を
捨てられないと言う母親。
しかし・・従わなければ自分達の
身の危険もやがて訪れる。
人生を教えてくれた優しい祖父母を
残して、あまりに理不尽な選択を
しなくてはならなかった。
生死をも考えなければならなく
なった彼らの決断は・・・
続きはDVDで観てね~
バディのお祖母ちゃんに
「ジュディ・ディンチ」
お祖父ちゃんに
とても素敵な祖父母で彼等の
バディに教える一つ一つの事が
今まさにウクライナの状況を
重ねて観てしまったのよね。
こんな理不尽な事って今の世の中に
あって良いのだろうか
力の強い物が侵略する。
これって「悪」だよね。
パンデミック禍にケネス監督は
この作品を戦争や侵略に置き換えて
作ったらしいけど・・その後の
起ったウクライナの侵略に
世界はコロナにも勝てず侵略にも
耐えなければいけない最中、
今のこの状況を終わらす事は
戦うしかないのでしょうか
切ない中にも人間の温かさや