「映画バーMIKA'S BAR」映画のすすめ♪♪
「終戦のエンペラー」
【戦いの果てに、わかり合えるのか】
★★★★☆ ≪2013≫
3連休~3連休~
みなさんお盆休みですが
フツーにカレンダー通りにお仕事な私
なので嬉しい嬉しい3連休
でも暑いね~午前中から
買い物に出たけど・・死ぬわこりゃ
携帯扇風機はスグレモノだね
さて・・・巷ではお盆休暇。
忘れてはいけない「終戦記念日」を
思い出し引っ張り出しました
何回観ても地味に感動した作品
只のアメリカが勝った戦争では無く・・・
アメリカ制作ながら・・日本側の
気持ちを理解する様な厳かに
素晴らしい作品だと思った。
昨日は「長崎に原爆投下した日」
会社でも11時2分に「黙祷」の放送が・・・
そうだ・・お盆休みだけじゃない
忘れてた「終戦記念日」
現代が平和過ぎて・・歴史が
通り過ぎ去りそうになっていた
これは決して
忘れてはいけない歴史なんだ
「トミー・リー・ジョンズ」の
マッカーサー元帥のワンマンさと
知的な雰囲気がぴったりだった
日本人のキャストも大御所が
勢揃い邦画の戦争物よりも
凄いキャスティングと迫真の演技だ
そんなお話は・・・
8月6日に広島、9日長崎にと
原爆投下された日本国。
1945年8月30日。
ポツダム宣言を受けた日本は
終戦の発表をした。
その後、GHQ最高司令官「ダグラス・
マッカーサー」が日本に上陸。
アメリカによる本格的な日本統治
(再建)が始まった・・・
マッカーサーは戦犯を裁く為
天皇の側近で侵略や作戦や遂行に
係わった政治家等の検挙を始める。
アメリカでは天皇の「戦争責任」を
追及する声も高まっていたが
マッカーサーは日本を統治する事が
自分の利益にもなる目的だった。
日本人の「天皇信仰」の「集団自決」を
回避する為に「10日間」の期限を設け
知日家でマッカーサーの副官だった
「ボナー・フェラーズ」准将に
天皇の責任の「有無」について
調査し文書を出す事を命じた。
フェラーズは・・・
大学時代にアメリカ留学をしていた
日本人「島田あや」と恋人同士になり
開戦前に日本を訪れていた事がある。
彼女の安否も解らないまま
日本語の通訳となった「高橋」に
あやの消息を調査するように命じた。
そして・・・
10日間と言う短い時間の中で
フェラーズは後に「A級戦犯」となる
「東条英機」元首相や「近衛文麿」
元首相「木戸幸一」内閣大臣や
「関屋貞三郎」宮内庁次官らに
面会し聴取してゆくが・・
東条英機
木戸幸一
関屋貞三郎
フェラーズは天皇が「開戦意志」の
決定に関与していた証拠を明確にし
「免責」か「逮捕」か・・・
そして・・・
マッカーサー元帥と天皇の会談が
マッカーサーの側の屋敷で実行された
続きはDVDで是非観てね~
どうでしたかアメリカでは日本への
「美化」だと問題になったらしいけど。。
実際に世界で「原子爆弾」を投下された
国だもの美化されたって良いのではと
思ってしまった
ワンマンなアメリカの勝利映画でなく
日本を理解し愛する人が居た国として
心傷める思いもあった。世界大戦は
無駄死にの戦争だ戦犯として
裁かれなかったから現代がある。
お話の中のフェラーズ氏の尽力には
感動したよね。。愛だわ。。
日本の危機を救ったとも言えるよね。
全くの史実ではないけど・・・
日本を愛した「小泉八雲」の書物を
愛した愛読者としての史実はあるし
マッカーサーの副官として日本を
訪れたのは本当の事。
日本人の根底にある象徴文化を
ハリウッド映画にした事が凄い
誇張した演出や心傷めるシーンは
有っても無駄な戦争を世に伝える
ツールとしてソフトに伝わって来た。
戦争経験者が略高齢者になった現代
ノンフィクションでもフィクションでも
戦争の悲惨さや残酷さ、決して
起こしてはいけない過ちを
知らなきゃダメよね
戦争当時の狂った「軍国主義」の
真相も伝えていかないとね。
終戦記念日前だからこそ観て欲しい
地味におススメの1本です
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