確定申告も大団円を迎えようとしている。
実はまだ資料が届かないお客様もいらっしゃって、その肝の太さには恐れ入っている訳だが、思うことがある。
人間ってそう簡単には変われないのだなあーって。
税理士になりたての昨年、必死に契約を結び、ダンピングしてでも無理して確定申告の件数を確保した。
なので、単価は上がらず、手間ばかりかかるって感じだった。
でも、必死だったので、そんなこと思わなかった。
今年も余裕がある訳ではないので、税理士会から以来のあった電話相談を無理して入れた話は何度も言及した。
確定申告のお客様もありがたいことに、昨年から引き続き、全ての方が継続してくれた。
そこで気付いたのは、資料の出具合、問い合わせに対するレスポンス、申告書の仕上がり順序。
昨年と一緒なのだ。
資料のまとめ具合などにも性格が出る。
几帳面な方もいるし、当然、大雑把な方もいる。
領収書をそのまま乱雑に紙袋に入れてこられたお客様には、さすがに仕分けをお願いした。
弊所で勝手に判断して仕訳を切るわけにはいかないからだ。
当然なのだが、一律の対応ではうまくいかない。
ボリューム感のあるお客様には、次回からは半期での資料提出をお願いすることにした。
いろいろと試行錯誤しながら、残り3日間、無事に乗り切れるよう、最後のスパートをかけている。