5月は五月、皐月🌿🌿
日本料理の月です🌱🌱
ドリンクにも、スイーツにも❤
<やさいの豆知識>
アスパラガス:分類:キジカクシ科クサスギカズラ属
原産地は南ヨーロッパからロシア南部。
日本での主な生産地は北海道(約16%)、佐賀県(約10%)、長野県(約8%)。
本州中部では4月下旬頃から6月にかけて若芽が成長し低温期は1日1回、高温期は1日2回収穫します。
長さが25cmくらいに伸びたやわらかい茎を食用とします。
ふだん、私たちが食べているアスパラガスは、土から顔を出した若い茎の部分。
葉に見えるものは実は「偽葉(仮葉)」と呼ばれる「枝」!
では、葉はどこにあるかというと、「はかま」呼ばれる三角形の部分。
本来の葉は退化してあのような形になっているのです。
●ホワイトとグリーン
2つの違いは栽培法が違うだけ。
ホワイトは日光が当たらないように土寄せして栽培するため、白いまま成長します。
グリーンは土寄せせずに育てるので、日光をたくさん浴びて光合成することによって、
きれいな緑色になります。
最近では、紫色のアスパラガスも見掛けるようになりましたね。これは、アントシアニンという
ポリフェノール色素を含んでいる品種です。加熱すると紫色はなくなりグリーンと変わらない外見になります。
●料理と保存方法
ホワイト:ドイツやオーストリアでは日本の筍のように、春から初夏にかけての味覚として珍重されています。
グリーン:茹でる、炒める、焼くの方法があり、茹でる前に皮をむく必要があります。(皮が固い事がおおいからね)
茹でる際は、むいた皮を一緒に茹でると風味が良くなると言われています。
冷蔵庫では乾燥防止に濡れた新聞紙などで包み立てて保存します。
●栄養
学名の「officianalis」は、「薬用の」という意味で、古くから利尿作用や健胃作用が知られていました。
ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、ビタミンE、葉酸、アスパラギン酸など、栄養豊富!!
アスパラギン酸はアスパラガスから発見されたことにちなんで命名されたのですよ。