一番苦しんでいる人が家系の連鎖を止めるお役目を持っている |  なんとかなるさ

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川の流れのように

静岡県東部(富士市)
リトリーブサイコセラピー
心理セラピスト
子間宮みかですクローバー





家族との関わりで
泥沼の中でもがいてももがいても
苦しみから脱することが出来ずに
リトリーブにたどり着いている方は

本当に辛い苦しみを
何年も感じて(または感じないようにして)
生き辛さを足枷のように
引きずりながら生きて来た方が
多いと思います。


カズ姐さんの⬇記事、
「回避~人と親密になるのがイヤ」

この 
人が怖い・社会が怖い
を持つ方が日本中にたくさんいる、
と岡田尊司さんの本にも
書かれていますが本当にそう思います。


戦後、日本人の勤勉さ真面目さは
なにくそ根性で日本を立て直しました。
ご先祖様はとても頑張った。

けれどもその中で一部、
家系のもつれを含む頑張りが
日本を立て直す風潮を通して
誰にも負けない!と親や身内を
見返してやる!と頑張った怒りの下の
ご先祖様の悲しみだとしたら

その悲しみが
孫の代へと更なる苦しみとなって
引き継がれてきてしまっている
ように思います。

頑張らなければ存在の価値がない
そう頑張ってきたご先祖様。

子供はそれを基準に
●親のように頑張って認められたい!と
ストイックに生きる
●反抗的決断で親を越えようと生きる
●そんなの(気にしながらも)知らない
 と無関心に生きる
●頑張ってもまだダメだ、と
 自分を責めて自己卑下に生きる

などといった道を選択して
しまいがちです。

祖父の子供(母の兄弟)は
6人いて、それぞれ上のような
生き方に別れました。

どの生き方も、
それぞれ孫(私の代)に
影響があったようです。


特に母は兄弟の中で唯一女で
女というだけで価値がない(男尊女卑)と
見られていたため、
ものすごいストイックに誉れを
追いかけて"優越感"が生きるエネルギーと
生きていました。


「出来ない気持ちが理解できない」
そんなヒステリーと躾の叩きの母のもと、
私は自分が選択するもの、
生きること、
母の支配下で自分の選択肢を持たずに
生きていました。

高校生の時には
過食症で太り、それさえも失笑され
親は守るものではなく
支配と家畜のような扱いをする人と感じ、
安心基地を持たない私は
人が怖くて仕方がなかったです。

家庭に居場所がないのだから
どこにも居場所など作れるはずは
ありません。

自分の殻に閉じ籠る。
それが唯一、
唯一の安全を確保する
生存の保守でした。


回避性のパーソナリティを
持つ人には
そんな風に大なり小なり
家系の連鎖を引きずっている方が
多いのだと思います。


深い深い感情の中に
もつれた愛情、
それでも愛してほしかった心、
思い通りに生きれなくてごめんなさいと
いう罪悪感(認知の歪み)

そして、
そんな親でも愛している心。


それらを整理し
いらないものはお返しし、
愛している気持ちはなくさなくても
いいんだ、

と感情を開放した後、
理解する事が出来れば
生き辛さも薄くなっていくかと
思います。

回避も私の場合は
「生きていてごめんなさい」
と誰に対しても罪悪感だらけ
でしたので、

それらの認知の偏りがだいぶ減り
生きやすくなりました。

心理セラピーは感情のもつれ、
偏りを少なくし
自分の在り方を統合していきます。

今、生き辛さを抱えている方は
きっと優しいのでしょう。
優しくて大嫌いな親なのに
本当は大好きだから
こだわってしまう。

一番苦しんでいる人が家系の連鎖を止めるお役目を持っている

その優しさを無駄にすることなく
自分の中で昇華できたら
子孫に愛情として渡していけると
思います。




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