みかです

不思議なことがあったので
書き記します。
月曜日・火曜日
近所のお婆さんのお通夜とお葬式でした。
同じ町内の組なので
組合員さんとしてお手伝い
してきました。
お通夜の日に喪主のおじさん
(お婆さんの子供)
とお話した時に
お婆さんが夏に倒れて
救急車で運ばれたことなどを
聞きました。
私はバイトに行ってたのか
気づきませんでした。
私が最後にお婆さんと
挨拶を交わした記憶が
二週間位前。
いつも通りにこやかに
挨拶(会釈)を返してくれました。
(距離としては10m位先)
確かその時
私は旦那と一緒に出先から
帰宅した時と記憶してます。
で、おじさんに
「じゃあ、夏に倒れてから
いったんは良くなられて
また具合が悪くなっちゃったんですね~」
と言うと、
「いやー、良くはならなかったよ、
痴呆も入っちゃってたから
大変だったよ~」と。
あれ~?
なんか噛み合わない。
その後、弔問客を迎えたりで
バタバタし
話は終わりましたが
その後、ずっと私は首を傾げていました。
お通夜の帰りの車の中で旦那に
「亡くなったお婆さんに最後に
会ったのいつだった?」
と聞きました。
旦那「二週間位前かな。みかと一緒に
帰ってきたとき。」
私「なんかおじさんと少し話を
したんだけど噛み合わなくって...
ずっと入院してから体調悪かった
んだって。」
旦那「駐車場から家に歩いてきて、
お婆さんが玄関の所の外にいて、
俺が前を歩いて、みかが挨拶して
たよねぇ?」
私 「晴れた日ね!」
旦那「そう!太陽の光が当たっていたから
ちょっとぼやーっと光っていた
ような感じ」
私 「子供っちにも聞いてみよう!」
ーーー 家にて ーーー
子供たちに聞くと
長男が
「12日位前に会った」と。
私たちと一緒ではない時。
そして旦那に
私 「お婆さんカーディガン着てた」
旦那「そう!こんな色!
(ベージュの物を指す)」
私 「おんなじ・・・」
******
葬儀の日、おじさんに聞いてみた。
そうしたら、
「ずっと入院してたよ。帰ることなんて
出来ない位だったから。」
口あんぐり

二週間位前にご挨拶を交わしたこと
旦那と長男も見てると言うと
えええ、と驚いて
なんだかもしそうだったら
驚かしちゃった?迷惑かけちゃった?
とちょっと恥じ入るような表情で
顔色が曇ったので
あっ、と思い
「素敵な事ですよ!!
穏やかにニコヤカに
挨拶してくれましたよ!
素敵な事です!」
と言うと嬉しそうな顔で
「ずっと帰りたい、帰りたいって
言ってたからな~」
と母親を思い、
家に帰れて(魂)良かったな~
と安堵し心の中のお婆さんを
慈しむような表情をしていました。
お婆さんは人付き合いが苦手そうでした。
挨拶もあまりご近所さんは
していませんでした。
でも私が挨拶をすると
いつもニコヤカに会釈を
返してくれました。
お婆さんにはなぜか
不謹慎かもしれないけれど
お通夜でお線香をあげさせてもらった
ときに、
満足しているような気持ちが
伝わってきて
「お婆さん、おめでとう!光に帰れるね」
と声を心の中で声を掛けさせて
もらいました。
生ききった事は素晴らしいんだな。
きっと光に帰られる。
と不思議な事を通じ感じました。

すべては
光輝いた懐かしい御手に
慈しまれている