昨日は先日紹介した「ゲート」のライトノベルを2冊読みました。
炎竜討伐編の上と下、文庫版の3,4冊目にあたります。
電車の移動の間紐解いていたのですが、
あまりにも面白かったので帰宅後も深夜過ぎまで読んでしまいました。
この作品の面白さの一つは、自衛隊ネタが実に豊かなこと!
作者の柳内たくみさん自身が陸上自衛隊員の経験があるので、組織の習慣や実情、武器のことまで幅広く話題に織り込まれています。
意外に興味深かったのは、寝床の作り方です。
自衛隊は仕事の性格上、野営やテント、簡易ベッドでの宿泊も少なくありません。
その時のシーツや毛布などの扱い方なども紹介されていて、アウトドアにも通じ、なるほどと思うこともありました。
また、個人携帯用対戦車弾のような武器は、発射時に後方に立っていると命の危険もあるということを改めて知りました。炎竜との戦闘で協力者のダークエルフたちがその事故で死亡したことを痛ましく思いました。
炎竜の鱗の強度と自衛隊の武器の破壊能力との対比も興味深かったですね。
拳銃、小銃、LAM、榴弾砲、航空機搭載のミサイル、それぞれの特性も分かりました。
そして、平和主義憲法の制約の中で、リアルな戦いの実情に自衛隊が対応しようという努力も垣間見られました。
この作品は笑いの多い娯楽作品ですが、その中にあっても、自衛隊の状況、リアルな国際政治、戦争の実情を知らせたいという作者の気持ちもくみ取れました。
この観点からもまた「ゲート」について書いてみたいと思います。
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文庫版 原作は柳内たくみさんです。
単行本版
コミック版 画は竿尾悟さんです。
アニメ版 制作がA-1 Picturesです。
