音楽への情熱と描写~「青のオーケストラ」をこの夏楽しむ!~ | みかんともブログ

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特にマンガ、アニメなどの二次元、音楽、ライトノベルが中心ですが、最近はポップカルチャーを詠む短歌についても触れています。
あなたも試しにご覧あれ(^-^)

この夏アニメ『青のオーケストラ』を楽しんでおりました。

原作マンガ知らない人のために、まずここで簡単な紹介とその魅力を改めて書いてみようと思います。

以前書いた内容と重複しますが、原作マンガは阿久井真さんが描く音楽系のマンガです。

元天才バイオリニストの少年・青野一と、バイオリン初心者の少女・秋音律子が、中学3年で出会い、高校のオーケストラ部で音楽と仲間と向き合っていく、そんな青春ドラマ。

 

以前この作品についてこんなポプカル短歌を詠みました。

 

ヴァイオリン
捨てて背を向く
少年を
戻すはやはり
少女(をとめ)との出会ひ

ポプカル短歌集 ナティオ↓より

 

 

この『青のオーケストラ』の魅力を述べると、やはり音楽への情熱が伝わってくる描写が挙げられます。

この作品の編集担当者が千葉県立幕張総合高等学校シンフォニックオーケストラ部出身で、その縁で実際の取材をもとに作品を描いています。

(初出では阿久井真さんがオーケストラ部出身と誤って書いておりました。訂正させていただきます)

演奏シーンでは、楽器の細部や指や弓の動き、表情や姿勢などが細かく描かれており、まるで音楽が聴こえてくるようです。

アニメでもそれが生かされていました。

また、演奏曲の選曲や解説も詳しく、クラシック音楽に詳しくない人でも楽しめます。アニメは実際の音楽が聞こえてくるのでいっそうこの点は素晴らしく思います。

あなたが未見ならぜひマンガやアニメで『青のオーケストラ』をお楽しみください(⌒∇⌒)