ずんだ餅の思い出@「山と食欲と私」 | みかんともブログ

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特にマンガ、アニメなどの二次元、音楽、ライトノベルが中心ですが、最近はポップカルチャーを詠む短歌についても触れています。
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前回に引き続き、今回も信濃川日出雄さんの登山&料理マンガ「山と食欲と私」第11巻を取り上げたいと思います。


この巻の後半(東北ギンギン山巡り編)は、主人公が登山で知り合った女性と一緒に車で東北の山を目指すのですが、その途上前回紹介の佐野ラーメンを味わったのでした。

その後福島県の山を登った主人公鮎美は、宮城県を通ります。

そこで鮎美が購入したのが、


牛タン弁当とずんだ餅。


僕の出身地、仙台の名物です。


「山と食欲と私」11巻(バンチコミックス 新潮社)より


牛タンは仙台の名物として、いまではだいぶ有名になりました。

例えば、大阪梅田で仙台の牛タンを楽しめる店を僕は三店想起出来ます。

牛タンと異なり、「ずんだ」は、関西ではまだまだ知名度が弱いかなと感じます。


ずんだは、茹でた枝豆をすり潰して砂糖と和えたもの。

餅につけたり、そのまま食べたり、宮城県お馴染みの地元スイーツと言えます。

枝豆の青々しい味と砂糖の甘ったるさが溶け合わさった独特のあじわい。


僕は仙台に住んでいた時、よく祖父が作ってくれたずんだを口にしました。

鮎美がずんだ餅を味わう場面を見て、死んだ祖父の姿を懐かしく思い出しました。

マンガは時に思い出を呼び起こしてくれますね^ - ^