タイトルを見て、なんだ?
とあなたは思っているかもしれません。
一方はいま世界を揺るがしている病原体のウイルス、
他方は異世界でゴブリンを退治する男の物語。
ライトノベル由来のコンテンツ「ゴブリンスレイヤー」は、このブログでも何度か言及しましたね。
(例えば2018年12月30日のブログ アニメ版最終回を見て〜ゴブリンスレイヤー〜)
一見関係ないような二つの言葉を結び付けて、コロナウイルスの説明に生かした医療記事に出会ったのです。
一個一個は大した事がないものでも、群れとなり軍隊を形成して襲いかかってくると、全然性質が変わってくる。
これは蝸牛くも先生が書かれたゴブリンスレイヤーという物語にも通じてくる話である。
この物語は、最下級モンスターとされるゴブリンのみを狩る冒険者・ゴブリンスレイヤーの活躍を描く作品である(アニメ版が非常に面白いのでオススメ)
「医者の僕でも、コロナウイルスをナメていたが、間違っていた。」
ブログティネクトより(https://blog.tinect.jp/?p=64213) 高須賀
現役の医師である、高須賀氏の書いたブログ記事によれば、当初氏はコロナウイルスが致死率の低さからそれほど深刻なものではないと感じていたそうです。
しかし、時がたち、コロナウイルスの負の影響を実感し、医療の現場に携わっている氏は考えを改めました。
コロナウイルスは個ではなく群れとなって医療現場に来るときとても厄介な存在だということに思い当たったのです。
それは、単体では強くないゴブリンが群れを成すと大きな害悪をなすことに通じると思われたのでした。
高須賀氏のゴブリンの比喩をすこぶる見事と思うとともに
僕もコロナウイルスへの理解が広がりました。
そして氏は、こうも言うのです。
この問題を解決するのは、わかりやすいヒーローや勇者のような英雄的存在ではない。
全国の医療スタッフは当然として、わたしたちひとりひとりの草の根の民の努力が、こいつには1番効くのである。
ひょっとしたら気がついてないかもしれないけど、私達はみな1人のコロナウイルススレイヤーである。
同上(https://blog.tinect.jp/?p=64213)
なるほどと思うのでした。
ゴブリンスレイヤーのように地道に災厄に一人一人が対処すること、それが必要であることに。
そして、僕ら一人一人が氏の言う「コロナウイルススレイヤー」になれることに。
この自粛期間、地道に感染防止の努力をしたいですね(^.^)