効率とは別の世界「ゆるキャン△」が誘う世界3 | みかんともブログ

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特にマンガ、アニメなどの二次元、音楽、ライトノベルが中心ですが、最近はポップカルチャーを詠む短歌についても触れています。
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日本経済新聞だと思うのですが先日たまたま読んだ記事で、音楽ストリーミングサービスを取り上げ、ライブが盛り上がっている傾向について筆者がこんなことを言っていました。
ITの発達で効率的なものに浸かっている。効率的なものばかりだと非効率的なもの、そういうものから離れたものに向かうのが人間なんだ、と。
 
なるほどと思いました。
筆者はアルゴリズムで音楽リストを利用者に勧めて来るストリーミングサービスが普及するほどライブが盛り上がるということも含めて述べていたのだと推察されましたが、僕自身、令和時代になってからのアウトドアへの志向はそんなところがあるようにも自覚します。
 
IT機器から離れて、目を休め、自然に溶け込みたい、
快適な環境もいいけれども不便も味わって本来の生きる力を育みたい、
 
そんな気持ちもあるように思われます。
 
その一つの表れが、アウトドアカフェやクッキングであり、10月下旬の宿泊ソロキャンプの実行でした。
せっかくのアウトドア、IT機器から離れたい気持ちもあり、
スマートフォンは極力使わないようにしました。
(とはいえ移動や撮影等では便利なため使う場面もありましたが)
 
アニメ「ゆるキャン△」では、登場人物たちは、スマートフォンで盛んにキャンプ場からメッセージのやり取りをしていました。
アウトドアに来てそうなのか、と驚きましたが、
まさしく登場人物たちのキャンプは、ゆるいキャンプ、つまり「ゆるキャン」であり、キャンプへの心理的ハードルを下げてくれたところもありました。
 
キャンプなどのアウトドアは、
人それぞれの楽しみ方がある。
 
そんなことを、この「ゆるキャン△」が改めて気づかせてくれましたよ。