第4巻では、芋煮会について取り上げていました。
芋煮汁を楽しむ、山形県にルーツを持つ芋煮会は、隣接する宮城県や秋田県、福島県にも広がり、秋の風物詩になっています。僕も宮城県在住の際、何度か楽しみましたよ。
芋煮汁の味付けや使う食材はいろいろなパターンがあるのですが、共通点は里芋を煮込むということ。
山形県が本場というイメージを持ってはいましたが、今回、「玄米先生の弁当箱」を読んで、同じ山形県でも内陸と海岸部で味付けや食材が違うということを知りました。
海岸部の庄内は豚肉に味噌、
内陸部は牛肉に醤油がベースとのこと。
宮城県の芋煮は、豚肉と味噌の組み合わせがよく食べられていたと記憶します。
また、芋煮の由来も、諸説ありますが、京都の物産を最上川上流に運んでいた船頭たちが里芋と京都の棒たらを一緒に煮込んで河原で食べたことが最初とか。
京都が関係してると思うと山形県にとどまらない縁で芋煮会につながっていたんだなぁと感慨深さを感じたことでしたよ。
料理マンガが食の知識を補強してくれますね(^^)