偶然は必然に マンガ「あかいいと」 | みかんともブログ

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マンガ「あかいいと」を全9巻読み終えました。「青空エール」のように高校卒業で終わらず、高校2年生で終わりましたが、ストーリーにいろいろな起伏と登場人物たちの成長が描かれていて読み応えのある作品だと思いました。
いろいろな感想を持ちましたが、特に偶然をうまく用いた手法が印象的でした。

「あかいいと」(集英社)第1巻から引用

前半ではヒロイン千紘と祥が高校入試の日に同じ車両に乗り合わせるという偶然。
中盤では祥と元カノが一緒にいるところを見かけてしまうアクシデント、他にもいろいろあるのですが、運命の赤い糸を感じさせる効果をうまく高めていました。「あかいいと」というタイトルが必然にも思われましたよ(^^)