河原和音さんの人気作品「青空エール」。このシリーズの前回では、登場する男子の魅力に打たれたことを書きました。
その中でも筆頭は、
つばさが好きな野球部の山田大介。
包容力がすごいんです。
落ち込むつばさを何度も支え、辛いことがあっても耐え抜いて克服してみせる丈夫(ますらお)。
どんな時も笑顔を絶やしません。
時には厳しい顔。
そして、つばさを包み込む優しさ。
何度も心打たれましたが、特に印象深いのは、つばさの父親に会いに行って、つばさにトランペットを買ってあげて欲しいと必死に願い出たこと。
つばさの努力を語り、つばさが遠慮して言い出せない旨も伝えるのです。
父親も大介のまっすぐな気持ちに打たれ、娘のために新品のトランペットを買い与えるのです。
大介が陰日なたで支えたからこそ最終局面での目標達成を迎えたのでした。
大介は野球に打ち込むため甲子園に行くまで、誰とも付き合わない方針を貫きますが、それでもつばさを大切にします。そして、大介もまたつばさに支えられたのでした。
僕もいろいろなマンガを読んできましたが、この山田大介は
リアルな男子が目指す手本ではないか
とかなり思いましたよ(^_^)
そして、こういう気持ちの大きな男子が今必要とされているのではないかとも。
追伸
山田大介はキャッチャーで打撃もよし。
名前はキャッチャーで打撃抜群の「ドカベン」山田太郎に由来かな?