僕は日光市の旧今市市のエリアにいたのですが、昨年から旧今市市にある東武鉄道の下今市駅と鬼怒川温泉駅の間に蒸気機関車「大樹」が運行されています。
この数十年ぶりの蒸気機関車の復活は、観光コンテンツの充実の狙いがあります。沿線人口の伸び悩み、少子高齢化や通勤客需要の減少の中で、東武鉄道は訪日旅行者を視野に入れた、日光・鬼怒川エリアへの観光客の増加を図っているところです。また、鉄道を単なる手段としてではなく、利用すること自体に付加価値をつける方策とも言えるでしょう。
東武鉄道に限らず、同じく関東の西武鉄道や関西の大手私鉄も、例えば近畿日本鉄道も同じ方向性を打ち出しているようです。
また、地方のローカル線もグルメ列車などの個性的な車両を導入して観光客の誘致を競い合っています。
鉄道車両やその運行は、土地によっては、町おこしのコンテンツにもなっていますね。
SL大樹号の運行は土日祝日が中心で、僕はまだ走行している姿を実際には見たことがないんですが、目にしたいものだと思っていました。
今回の滞在でも見ること能わず。
次の滞在では、SL「大樹」に乗って見たいですね^_^