父城一郎の「朝のこってりラーメン」〜「食戟のソーマ」を読み直す 11〜 | みかんともブログ

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「食戟のソーマ」の主人公幸平創真の父、城一郎。定食屋ゆきひらの店主に当たりますが、第1巻でソーマに遠月学園へ編入を勧めた後、いなくなってしまいましたが、第6巻になるとひょっこりソーマのすむ極星寮にやってきます。実は城一郎は遠月学園の卒業生でこの寮にも入っていたという過去が明らかになります。

そしてソーマと朝食で料理対決となります。

そのとき城一郎が出したのが、朝のこってりラーメン。

魚や肉は一切使わず、こってりと仕上げました。

だしは昆布・干ししいたけの精進だし、具としてレンコン、海老芋やかぶら、そしてインドネシアの豆腐料理テンペ、そんなものを使って、植物素材でこってりとした朝食用ラーメンを作って見せるのです。

見事な料理だなぁと思いました。

こういう思いがけない料理に出会えるのも「食戟のソーマ」の魅力です。僕も思わず食べたくなってしまいましたよ。

 

調理技術は最高水準、素材にも調味料にも各国の料理にも通じた城一郎。料理対決は父に軍配が上がりましたが、ソーマの料理にかける思いはまた一段と高まるかのようでしたよ。

 

 

 

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「食戟のソーマ」第7巻から引用

 

 

 

 

表紙は葉山アキラ