イタリアから来た好敵手〜「食戟のソーマ」を読み直す 3〜 | みかんともブログ

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正月から単行本で読み直している料理マンガ「食戟のソーマ」。3巻では、ソーマに真っ向から挑んでくるライバルが現れました。

 
その名もタクミ・アルディーニ。彼はイタリアで食堂を手伝いながら腕を磨き、双子の弟とともに遠月学園に中学から在籍していたのです。編入早々のソーマの言葉、テッペンとるんでの言葉に敵愾心を燃やして、タクミを挑発します。
 
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「食戟のソーマ」第3巻から引用
 
授業を利用した非公式の食戟となりましたが、事実上引き分けに終わりました。
タクミはソーマの腕を認め、引き分けながらも敗北感を抱きます。
一方、ソーマはタクミとの対決を振り返り、こう思うのです。
 
ゆきひらに篭ってたら知らないままだったのか…
 
と同年代の凄い料理人の力を認め、遠月学園に入学したことを肯定的に思うのです。
 
情報通信技術の発達で、いろいろな技能を独学で学びやすい時代となりました。
しかし、本気でやるならやはり人との関わりの中で腕を磨くというのがとても大切だと思います。
1人で学ぶのはある意味、楽です。きつい課題もなければ他人との摩擦もない。
しかし、1人だけで学んでいるとどうしても視野が狭くなりがちです。あるいは間違ったことを身につけてしまうこともあります。
特に十代は、可能性の広がりを持っていますから、学校へ行って、金銭を稼ぐことはあとまわしにして、いろいろな人に出会い、コミュニケーションを重ね、視野を大きくしていくのが良いといっそう僕は感じます。人と接してこそ、自分らしさ、つまり個性は理解できるのです。
おそらく、ソーマの父もそう考えたのでしょう。
定食屋ゆきひらを敢えて休店し遠月学園への入学を促したのでした。
そして、イタリアに住むタクミの保護者も。
 
奇しくも幼いころから、店を切り盛りしていたソーマとタクミが、遠月学園で出会う。2人はこれから何度も対決し切磋琢磨していくことでしょう。
集団の中で学ぶ大切さをふと思いましたよ。