正月の風習など~「天野めぐみはスキだらけ」にほのぼのする その3〜 | みかんともブログ

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2018年2日目、あなたはいかがお過ごしでしたか?

僕は年末にTSUTAYAでマンガ2作品計10冊を借り、この正月に時間を見つけては読んでいました。

一つが『空母いぶき』(作:かわぐちかいじ)、そして『天野めぐみはスキだらけ』(作:ねこぐち)。

いぶきについては、手に取った理由も含めて、後日紹介したと思います。

今回は『天野めぐみはスキだらけ』について書きますね。

単行本第8巻は正月のシーンから始まります。第70話「スキだらけ」。

ここで印象深かったのは、金沢の正月の習俗が紹介されていたこと。例えば、鏡餅は紅白の餅が重ねられているのですが、これは何でも紅白で飾るようにしていた加賀前田藩にゆかりを持つ伝統だとか。紅白の鏡餅、僕は見たことがありません。正月は地域色を感じる伝統や習慣がありますね。

僕が住む京都のお雑煮は丸餅、白みそ仕立てが多いです。これは角餅、醤油ベースの関東の雑煮とはかなり異なりますね。また、僕は18歳までだいたい仙台市に住んでいましたが、魚のハゼをだしにして雑煮を作るのは独特なやり方なんだということを仙台を離れて知りました。

また、この正月の回では、主人公の学が実は料理がうまいということを改めて思いました。というのもめぐみが舌鼓を打ったおせち料理の黒豆と伊達巻は、なんと学が作っていたのです。学の家は定食屋で、学はよく家業を手伝っています。こういう地味な料理をうまく作れるというのは、料理の基礎がしっかりしていますね!

そんなことに感心しながら、『天野めぐみはスキだらけ』の単行本を読んだことでした。

あなたの住む地域、正月の独特な風習は何でしょうか?

そんなことをこの作品は考えさせてくれましたよ(^_^)

 

 

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単行本8巻から引用