リゼロと魔法科高校が重なる刻(とき)@Re:ゼロからはじめる異世界生活9 | みかんともブログ

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特にマンガ、アニメなどの二次元、音楽、ライトノベルが中心ですが、最近はポップカルチャーを詠む短歌についても触れています。
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メリークリスマス!このシーズンをいかがお過ごしですか?

僕はこのシーズン、前回書いたように「Re:ゼロから始める異世界生活」のライトノベル15巻を一挙に読みました。

この最新刊で驚く記述に出会いました。それは、エミリアが魔獣大兎に放った魔法の技。

 

「『こきゅーとす』!」

膨大なマナが迸り、スバル仕込みの言い慣れない詠唱が発動、世界が変質した。

 

第八章 雪の顔型

 

この技の名称、実は「魔法科高校の劣等生」のヒロイン司波深雪の最高奥義と同じ名称なんです。深雪の方は、「コキュートス」というカタカナ表記で周りの生命の心身の動きを凍りつかせる技、今回のエミリアの技も雪や冷気に関係する技、作者が重ねあわせているのは明白です。ちなみに深雪もエミリアも雪や氷を司る魔法が得意ですからそこら辺も考慮されて「引用」されたのでしょう。

リゼロは集英社のMF文庫、魔法科高校はKADOKAWAの電撃文庫。キャラクターと状況にあった、企業の垣根を超える見事な「引用」に感じました。

スバルがエミリアに教えた詠唱ということですから、現代日本で暮らしていた時にスバルは「魔法科高校の劣等生」を読んでいたということ。

この設定も僕には嬉しく思いましたよ〜(^_^)

 

 

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両作品の15巻を並べてみました
 

 

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