前回取り上げたのは、ちょうど一年前の2016年12月22日のブログ。
最近、目を休めることも考えて、LINEやマンガBOXなどのマンガアプリでの読書は避けていましたので、「天空侵犯」も読めていなかったのですが、本日単行本最新巻「天空侵犯」14巻を読みました。
主人公本城遊理(ほんじょうゆり)の兄理火(りか)を救出するために、仲間たちが救助に赴く展開でした。
少しほろりとしたのが、「神に近い人物」である新崎九遠(しんざきくおん)がスナイパー仮面を危険な救出作戦に送り出すシーン。
大切に思うスナイパー仮面を死地に送り出すことにためらいも覚える九遠。スナイパー仮面はその気持ちを察して、愛用のライターを渡し、生きて帰ってくる証として九遠に預けるのです。この後、九遠はスナイパー仮面に抱きつきます。九遠の気持ちが読み手の僕にひしひしと伝わってきました。
切ないシーンでした。
「天空侵犯」はサバイバル系のマンガですが、殺し合いの殺伐した中にもこういう男女の気持ちの通い合いが差し込まれ、話に深みが増すのです。
久しぶりに読んで、やはりいい作品だなぁとの思いを抱きましたよ。
あなたにオススメの作品です(^_^)