マンガ「賭ケグルイ」を読んでいると、ギャンブルが人間の根源的な欲望なのかもしれないと思われてきます。
それは著名なギャンブル系マンガ「カイジ」シリーズ以上にそう実感するのです。
それはなぜか?
一見清楚&可憐な女子高生たちがギャンブルに常軌を逸した執念を燃やしているからです。
「カイジ」シリーズの時は、男性の根源にギャンブルへの願望があるとも感じたのですが、この「賭ケグルイ」によって、男女、つまり人類の根源的欲望であるのかもしれないという思いにまで駆られるのです。
とは言え、今の僕は自分自身が狭い意味でのギャンブルをしたいという気持ちは湧きませんが、
有史以来、賭け事に興じてきたこと、
それは人類の裏の歴史なのかもしれません。
そんな思いを抱かせる作品、それが「賭ケグルイ」なのです。