1月13日の日本経済新聞夕刊では歌会始のお歌が掲載されていました。
そこで目に留まったのが次のお歌。
野間馬の小さき姿愛らしく蜜柑運びし歴史を思ふ
秋篠宮家長女眞子さま
野間馬という日本在来の馬が、往時蜜柑の運搬に活躍した姿が思い浮かびます。小さくともしっかり蜜柑を運ぶ姿。
僕が大好きな蜜柑はかつて人ばかりでなく、馬たちにも運ばれ、このような過程を経て、いろいろな人の元へ届けられたのでしょう。そんな歴史に夕刊を手に取りながら思いを馳せました。
和歌は古えから今もなお人の心を種としていろいろなところに咲いています。
蜜柑好きの僕の胸にしみいる、美しく懐かしいお歌と拝しましたよ(^_^)