10月26日総務省の発表によれば、2015年国勢調査の確定値で、日本の65歳以上の人口割合は26.6%とのことでした。
4人に1人が高齢者になったわけです。
この潮流は当然音楽をはじめとするエンターテインメントの世界にも影響を与えています。
例えば、高齢者向けのコンテンツが増加しています。
テレビ番組の編成がそうですし、ゲームの世界でも高齢者向けのソフトが以前に比べ多く見かけるようになりました。
2015年はポールマッカートニー、2016年前半はボブ・ディラン、エリック・クラプトン、このような往年のロックスターが日本に来日しているのも中高年世代をターゲットにしているからにほかなりません。
アイドルの曲においても(例えばももいろクローバーZなど)、若い世代だけでなく、幅広い世代が共感できる歌詞の曲が増えたと複数の音楽評論家が指摘していますが、少子高齢化への対応とも言えるでしょう。
そんな時代の中にあって、表現活動はどうあるのが良いのか?
各人各様の答えがあると思います。
僕自身については、自分自身が表現したいことを大切にしながらも、年代をこえて響く曲作りや世代を超えて歌い継がれる童謡も大切にしたい。
総務省の発表に接してそんなことを思いましたよ(^-^)。