前回のブログの続きです。
1つの分野を掘り下げるのか、複数の分野の掛け算でいくのか?
個人的には、お互いがすぐに直結しないけれども、専門性が高いものを2つ以上持っているとそれらを掛け合わせたときに大きな強みとなるのではないかと感じています。
例えば、藤原和博氏は、広告の世界(リクルート)で働いた後、教育畑に転じて、掛け算の強みを発揮し、教育改革実践家として注目されています。
氏は今後の埋没しない在り方として、掛け算でレアカードになることを提唱していますが、僕もなるほどと思いました。
ただし、専門性を有する要件として氏は1万時間以上の経験が必要なことをあげていますが、その通りですね、特に仕事については1万時間の経験によっていろいろなことが綜合的に体得できると思われます。
仕事に限らず、表現活動でも似たようなことが言えるかもしれません。
どんな方向に行きたいのか?
どんな方針がいいのか?
何を深めるのか?
掛け算でいくのか?
それは、その人のスタイルや目標によると思われます。
僕自身の音楽活動では、アコースティック弾語りの力を高める、まずはそこが大切と自分では考えています(^_^)
その上で、それを軸としながら要求される派生的な力も養っていきたい。そして、音楽と直接関係のない、自分が深めてきた分野をどこかの段階で掛け合わせる。そんな方針ですよ。
あなたはどんな方針でいきますか?