遂にマクロスΔの最終回「永遠のワルキューレ」を見終えました。
感慨深いものがありました。
ストーリー全体の起伏や壮大さは、前作「マクロスフロンティア」には及ばなかったとは思います。また、1曲、1曲の歌の力も、「ライオン」や「ダイヤモンドクレバス」を生み出したフロンティアが上かもしれません。しかし、ヒロインのフレイアが方言を用いて破格で面白く、ワルキューレという音楽ユニットの設定が新鮮で非常に魅力的でした。現代の音楽シーンを見事に取り込んだ作品と言えます。
また、マクロスシリーズ伝統の男女の三角関係は、フロンティアのように曖昧な決着にせず、しっかりと結ばれる二人を描き出しました。
選ばれなかった女性キャラクターの方を僕は応援したい気持ちでしたが、彼女の終盤の気高い振る舞いに感じ入りました。そして、一人流す涙にも。
ハヤテは、フレアあるいはミラージュいずれを選んだのか?
これはあなたが最終回をみてのお楽しみに。
これからワルキューレの新しいシーンに会えなくなるのは残念ですが、数々の楽曲で偲びたいと思います。
いずれにしてもこの半年、この「マクロスΔ」が僕に楽しい時間をプレゼントしてくれました。
制作者の皆さん、お疲れさまでした。
そして、ありがとうございました!